利用者様の話を引き出す質問の仕方

日頃の利用者様とのコミュニケーションの中で
困っていることはありませんか?

「どうですか?」と聞いても
「大丈夫」としか答えてくれない利用者様などはいませんか?

今回は上手に利用者様の話を引き出す質問の仕方を
考えてみたいと思います!

よく質問は2種類に分けられると言われます

1つは「はい」「いいえ」「yes」「no」で答えられる
クローズドクエスチョン

もう1つは、
はい、いいえでは答えることの出来ない
オープンクエスチョンです

詳しくは動画で!
https://youtu.be/OPmxgClsP6M

よくオープンクエスチョンを上手に使いましょうと言われますが
利用者様にとってはこのオープンクエスチョンは
答えるのが難しい場合があります

一般的に言われていることを実践しようとしてしまうと
利用者様を不安や困惑させてしまうことになりかねないのです

そんな時に上手く使いたいのが
クローズドクエスチョンです

例えば
「足は痛くないですか?」
「腰は痛いですか?」
などの使い方です

ただし、
いきなりこの質問の仕方をしてしまうと
聞いたこと以外の情報を受け取ることが出来なくなってしまいます

まずは
オープンクエスチョンを使用して広く聞いていき
徐々に的を絞っていくように
クローズドクエスチョンを使用していきます

この徐々に狭めていくことが大切で
脱線によって得られる情報もたくさんありますし
利用者様が自分で答えを出したという自信に繋がります

詳しくは動画で!
https://youtu.be/OPmxgClsP6M

「あれは、これは」と相手の知りたいことだけ聞かれて答えるだけでは
自分の言いたいことが伝えられなくてモヤモヤしてしまうことが
あると思います

利用者様もこちらが聞きたいことだけを聞いてしまうと
自分の言いたいことが上手く言えずにモヤモヤしてしまいます
その結果、この人には話をしても無駄と考えてしまい
本当に話をしてくれなくなってしまいます

ただ、時間の制限がある場合に1人の利用者様に多くの時間を割くことが
出来ない場面は多々あると思います
そんな時にも役に立つのが、
徐々にクローズドクエスチョンに持って行く方法です!

この方法を身に付けることで
時間のコントロールもある程度できますし、
利用者様の話もしっかりと引き出すことが出来ます

ここまでの話だと
一方的に話を聞き出す技術だと感じる方もいるかもしれません

しかし、
例えば認知症の利用者様などの場合は
質問がオープンだと答えがわからず不安になってしまう場合もあります
私たちもなんて答えればいいのかわからないと不安になりますよね?


それが3つほどの選択肢にしてもらえると選ぶことが出来るようになる
経験をしたことはありませんか?

認知症の利用者様も同じように
こちらが選択肢を絞って上げることで答えやすくなり
自分で答えると自信に繋がります

何度も言うように最初はオープンな質問から
徐々に絞っていくことが大切です!

ぜひ、質問の仕方を工夫して
利用者様の話を引き出してみてください!

動画でも解説中!
https://youtu.be/OPmxgClsP6M


このように、このnoteでは
介護施設で使える自立支援やコミュニケーション術などを中心に
一緒に介護の事について考えていけたらと思っています!

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では、今日はこの辺で♪

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