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地獄の日報【JTC時代】

はじめに

私は新卒で日系大手(いわゆるJTC)のSIerに入社したものの、業務や職場環境が合わずに、3年で挫折し、退職してしまいました。しかし、のちに転職をし、運良く現在は良い環境で楽しく働けています!

SE時代には、プログラマー業務やインフラ管理、プロジェクトマネジメント、サービスマネジメント、ユーザー部門の立場としてのプロジェクト管理など多くの業務を経験してきました。(どれも辛かった!!)

本日はJTC時代の日報をテーマに語りたいと思います!

日報について

私が所属していた会社では、新卒社員は配属後に日報を書き、上司宛、ccに配属部門のメーリスを含める形で日報を提出する文化がありました。

日報を通して、業務を通しての気づきを部門に共有する事が主旨なのだと思います。

日報地獄

当時の日報業務を通して、私が思った事を語っていきたいと思います。

(1)上司からのフィードバックが冷たい
(2)部内を通して新人の日報をディスる文化がある

(1)上司からのフィードバックが冷たい

今でも鮮明に覚えていますが、私が初めての日報を送った際の上司の返信がとても冷たかった事を強く記憶しています。

フィードバックの内容
・メールの冒頭で、「出来が悪い」といった、日報を否定する一言から始まります。

・その次に箇条書きで10個くらい改善ポイントが書かれていました。(インデントズレなどの細かい指摘が大半)

・最後に、「その他、細かい指摘はわざわざしないので、後は自分で考えてください」との一言で〆られておりました。笑

メールの宛先
・結構ガチな指摘なので、私個人宛に返信してくれればよいのに、わざわざ、配属部門のメーリスをccに残す形で送られました。これでは、私が至らない日報を書いた事が所属部門全員に知れ渡ってしまいます。笑

私が思った事
<フィードバックの内容について>

・まず第一に「よくこんなパワハラ文面を平気で送ってこられるな...」というのが率直な感想でした。指摘内容はどれも真っ当ですが、もう少しモチベーションが上がるような文面で送ってきて欲しかったです。笑

・たくさん指摘してきた割に、最後に「細かい指摘はわざわざしないので、後は自分で考えてください」と綴られていました。
「10個の指摘で十分お腹一杯なのに、まだあるの?と思いつつ、そんなに指摘あるなら最後まで書いてくれよ!笑」と思ってしまいました。

<メールの宛先について>
・指摘系のメールを所属部門全体に共有するのは、やめてほしかったです。笑
私と会ったことのない人から、出来ない奴レッテルをいきなり貼られる可能性があるからです。

・なお現在私も後輩がたくさんいますが、褒める時は全員の前で褒め、指摘をする際には、個別に連絡し、かつ傷つかないように文面も配慮します。

・きっと私の上司も若い頃同じように厳しい指導を受けてきたものと推察していますが、昭和時代の指導の仕方と平成、令和の指導の仕方は異なり、各時代に応じたベストプラクティスがあるかと思います。私の考えが甘い面もありますが、当時は、昭和の指導を今の時代に適用しないでほしいと思ってしまいました。。

(2)部内を通して新人の日報をディスる文化がある

これは、私の後輩の日報を確認した時に感じた事です。

新人の日報がどのようにディスられるのか?
・作業現場にいる先輩方が後輩の日報に関して雑談をしており、それが耳に入りました。その内容ですが、後輩の日報をディスるような内容で、後輩が作成した日報の至らない点を挙げ、談笑しておりました。

・管理職の方も「本当にこの日報ダメだよな!」と言った形で、先輩方の会話に入っている姿を見かけており、とても強い衝撃を受けた事を覚えています。

私が思った事
・私も新卒採用で現場に配属された直後は、上層部から詰められる事が多かったのですが、やはり部署全体として、新卒社員に対する当たりが強い文化なのだなと思いました。

・また、日報の出来が悪いのであれば、それは優しく本人に伝えてあげるのが筋だと思います。本人がいないタイミングでそれをディスって笑い話にしているなんて、小学生のイジメと同レベルだと思ってしまいました。

・その現場に見かねて、私はこっそりと、後輩本人宛に日報のフィードバッグをするようになりました。その結果、1週間程度でかなり書きっぷりが上達して、部のメンバーの中で、後輩の日報に対する悪口を言うメンバーは居なくなりました。

最後に

いかがだったでしょうか?
本日は日報業務にフォーカスしJTC時代に思った事を語ってみました。

また、私は過去にこのような辛い経験をしつつも今は楽しく働けています!少しでも同じような境遇の方に希望を与えられると嬉しいです!

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