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みんなで創作むかし話01「ももたろう?」

むかしむかしあるところに、おじいさんとマンドリルがすんでいました。

おじいさんはやまへしばかりに、マンドリルはかわへせんたくにいきました。

マンドリルがせんたくをしていると、かわかみのほうからおおきなモモがながれてきました。マンドリルは無視して着物を引き裂いていました。

マンドリルとおじいさんがいえにかえると、「トントン」とだれかが戸をたたきました。

「だれじゃろう?」 おじいさんが戸をあけると、そこにはモモがありました。

そのモモをおじいさんとマンドリルが食べようとして、半分に切ると、中からマンドリルが出てきました。そのマンドリルに、マンドリルは「マンドリル」と命名しました。

おじいさんは、マンドリルが2ひきもいるので、一人でおにたいじにいくことにしました。マンドリルはおじいさんに150個おにぎりをわたしました。

おじいさんが歩いていると、道端でマンドリルと出会いました。おじいさんがおにぎりをあげるとマンドリルがついてきました。

またしばらく歩いていると、キジがいました。おじいさんとマンドリルはキジに襲い掛かり、ヤキトリにしておにぎりの具にして食べました。

またしばらく行くと、鬼ヶ島がありました。そこにはマンドリルがたくさん住んでいました。残りのおにぎりをあげると、マンドリルはみんな仲間になりました。

またしばらく行くと、ホントの鬼ヶ島がありました。そこにはツノのあるマンドリルがたくさん住んでいました。おじいさんはマンドリルたちに「たたかえ!」と命令しました。

100匹以上のマンドリルたちと、100匹以上のツノのあるオニマンドリルたちは激しくたたかい、生き残ったのはたったの1匹だけでした。

おじいさんは生き残ったマンドリルに駆け寄って言いました。

「よくやったな、マンドリル。ワシらの勝ちじゃ。」

それを聞いたマンドリルは、おじいさんの着物をビリビリに引き裂きましたとさ。


※ このむかし話は、家族4人(オレ、嫁、小5息子、小2娘)の4人でワンセンテンスずつ時計回りで出し合って創作したものを、日をまたいでうろおぼえで文字に起こしたものです。


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