昔ばなし

金太郎?

昔話をしよう。
昔話っていったって、お爺さんが山に芝刈りに行ってかぐや姫を見つけてきたり、お婆さんが川に洗濯に行って苛められてる亀を助けたりする話ではない。

あ、話の途中で悪いのだが『金太郎』の話の結末はご存じだろうか。
主人公の金太郎ってのは、「金」って書いてある赤いヨダレ掛け(?!)と武器の鉞(マサカリ)がトレードマークの子供。

薄くて消えそうな俺の記憶によると、彼は確かパンツを履いてなか

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どうもありがとうございます。嬉しいです。感謝します。
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「岩手」の由来から見る日本社会(2015)

「岩手」の由来から見る日本社会
Saven Satow
May, 10, 2015

「今も昔も変わりなく」。
『まんが日本昔ばなし』

 地名には由来がある物です。固有名詞は、普通名詞と違い、なぜそう呼ばれるようになったのかをたどることができます。もちろん、由来は事実と言うより、伝説の場合も少なくありません。けれども、そうであるからこそそこに人々の知恵や教訓、願望が込められているものです。

 

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麻生「いつまで生きる?」発言と七億婆(2016)

麻生「いつまで生きる?」発言と七億婆
Saven Satow
Jun. 20, 2016

「老人のいない家は、井戸のない果樹園と似ている」。
アラブの諺

 麻生太郎財務相は、2016年6月17日、北海道小樽市で開かれた自民党支部大会で講演し、「90になって老後が心配とか、訳の分からないことを言っている人がテレビに出ていたけど、『お前いつまで生きているつもりだ』と思いながら見ていました」と軽口を

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納得いかない昔ばなし

幼少の頃、わが家には昔ばなしの絵本がけっこうあった。墨や切り絵で雄々しく描かれた立派なやつである。それゆえ恐ろしい物語はより恐ろしく、そうでない物語も不気味にみえたものだ。

洋邦問わず、昔ばなしには違和感をおぼえる内容が多い。人間じゃない生き物が口を聞くとか、そういうことじゃなくて。たとえば意地が悪い人に対する仕打ちがきつすぎたり、ちょっとした親切に対する御礼が仰々しかったり。この結末から何を学

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-たけのこ- 猪と競争。

皆さん、すっかり春ですが、もう食べましたか? たけのこ。

毎年のことながら、僕はもう食べ飽きそうです(笑

今朝、少し時間があったので掘っておきました。

この辺で早い場所だと12月から掘れますが、早く掘ったからといって、珍しいくらいで、たいして旨いもんじゃありません(笑 それでもまぁ、他の人より早く春を見つけたみたいで楽しいですよね。

イノシシと競争。早い時期のたけのこ探し。

(ところで「

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-玄翁の柄- 材料を山から選ぶお話。

朝から暖かい雨の一日でした。

特にやることも無かったので、「玄翁の柄」をつくりました。

玄翁(ゲンノウ)。トンカチ。ハンマー。…の、握る所です。

3月になると椎茸の駒打ちの季節。一年で一番たくさん玄翁を振る季節です。なので、それに合わせて毎年、秋の終わりころか今頃に玄翁の柄を作ってます。別に毎年作らなくても、一生に数本あればいいんですけど、人にあげたり、気分転換もあり、結局毎年作っています(

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-ふき味噌- 春の足音、フキノトウ

春の足音、フキノトウ。

この辺で日当たりのよい場所だと1月1週目から顔を出しています。季節の楽しみですね。同じ「蕗の薹」でも、顔を出す時期が早いものと遅いものがあって、今日採ってきたのは謂わゆる「つくり蕗(ツクリブキ)」です。昔々誰かが植えたものが野生化してるやつ。同じ蕗でも自然に自生している「山蕗(ヤマブキ)」が顔を出すのはもう少し後になってから。香りは山蕗の方が少しいいかな。

さてさて。蕗

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-タネツケバナ- 一番美味しい雑草は何か、という問題

皆さん、みちくさしてますか。

雑草、食べてますか。

「雑草という草はない。それぞれに名前がある」とは、有名な植物学者さんの言葉ですが、普段、「雑草」と呼んでいるような草花を知ると少し暮らしが楽しくなります。中にはびっくりするほど美味しい草花もあります。

一番美味しいのは何でしょう。その辺の野山を歩いて探してみましょう。もうタイトルに書いちゃってますけど。

ノササゲの実。なんて綺麗な青紫色。

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-どんどや- 柿の木は正月に燃やす、というお話。

皆さんあけましておめでとう御座います&はじめまして。

こちらは九州のほぼ真ん中、熊本県上益城郡甲佐町。

…の、山奥にある宮内地区という人口450人程の小さな村です。信号も自販機もコンビニもない、そんな素敵な山奥で百姓やら猟師をしております。

1月ももうそろそろ終わりという新年ですが、これから1年、こちらのページで山奥での日々の暮らしや昔ながらの風習を記録して行こうと思います。獲ったもの、作っ

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