見出し画像

人間のカラダを取り戻したい

冷房が必要な時期になると、左半身の肘から肩のあたりに痺れを感じるようになる。
毎年のこととはいえ、今年は特に酷く感じる。

原因は恐らく十年以上前に遭った交通事故だろう。
横断歩道を青信号で渡りきろうとしたところに、右折の乗用車にはねられた。これがRV車なら死んでいただろうと警察から言われた時は、悪運の良さに笑うしかなかった。

今年の痛みは少々耐えがいモノがあり、家人の助言もあって真面目に整骨院に通って治療を受けることにした。
財布には辛いが生活に支障が出るよりはマシだ。もっと安いところを探そうとも考えているが、この手の治療院にありがちな謎の料金体系は「通ってみたら全然安くねー!」という事も珍しくないので、明朗会計なだけマシだと自分に言い聞かせている。

最初は揉まれても押されても痛みすら感じない状態で、やはり自分はアンデッドなのだろうかと頭を抱えた。いや、一番頭を抱えたのは施術した先生達だろう。
肩甲骨をほぐそうとしても、プロの手すら侵入を拒む超合金のような硬さ。「硬いですねー」「凄いですねー」と何度言われたか数える気すら起きない。

一ヶ月ほど通って変化が出てきた。
ヒンヤリとしていた首の後ろから背中にかけて、わずかながら温かみを感じるようになった。その上、指で押されると痛みを感じるようになったのだ!
ドヤ顔で書くことではないけれども、痛覚が蘇ってきただけでも私にとっては奇跡に等しいことなのである。と同時に残念な事も起き始めた。
今まで何も感じていなかった場所に、コリや痛みを感じるようになったのである。
嗚呼、そこも状態悪かったんですね……

何時まで通院が続くか分からないけれども、身体が軽くなるのと比例して財布も軽くなるのは本当に辛い。
何度も言うけど財布には辛い。
もう少し良くなったら、如何に金をかけずに健康になるかを少し真面目に考えようと思います。

と、ここまで書いたけど健康維持にはやっぱりお金かかるよね。

何やらサポートをすると私の体重が増える仕組みになっているようです