ジャニーズ騒動まわりで思ったこと雑感

▼世間の潮流から距離を置いて考える:

性犯罪が決して許されるものではない。という見解までは一致しますが、だったら事務所に在籍していたタレント全員が異常な性的嗜好を持っているかのようにバッシングするのは論理の飛躍だと思います。

そこは感情に流されず、冷静に見つめたいものです。

あれは故ジャニー喜多川氏の特殊すぎるパーソナリティの問題が出発点であることは、常に念頭に置いておくべきでしょう。


▼会見について:

もしかしたら、このタイミングでジャニーズがお粗末な記者会見を開いた本当の理由は、批判をジュリー景子と東山に集中させることなんじゃないかな。 何よりも「若手タレントを守りたい」と彼らは考えているのだと思いたい。 おそらくこのあと社名と社長を変更して、景子の株式は全部売却すると思う。

切り口や根拠は違ったけど、失敗小僧氏も私と似た結論だった。

ジャニーズ性加害問題は、故ジャニー氏の異常すぎる性癖と、故メリー氏の裁判所さえ騙した厳重な隠蔽工作の結果である。ジュリー氏は会社を売却するために過去の精算を図って情報開示に踏み切ったと思われる。

https://www.youtube.com/watch?v=wMvYmYRQ6tw

世間一般にはジャニーズなんて会社は潰せという意見が多数派かもしれないが、この会社とタレントを信じて支えてきた数百万人のファンが居るのも事実なので、彼女らのためにも「一度ジャニーズのままで行けないか頑張ってみたんだけどね」というエクスキューズを既成事実にしておきたかったのだろう。

https://kuracon.jp/johnnys-fc-ranking/

世間全体で見れば批判の声が多数ですが、ファンクラブ会員数を見る限りでは熱心なファンは数百万人いるので、新経営陣がジャニーズの名前を維持すると一度表明したのはこの人達に向けてのメッセージだったのかなと思います。このあと世論に折れて名称変更する結果になるとしても、一度「ジャニーズの全ての要素が悪ではない」と意思表示しておきたかったのかなと。騙された気持ちになっているファンもまた被害者なので。

いや、そりゃファンだって悪い噂を全く知らなかったということは無いと、大多数の人達はそんな都市伝説を訊いたことがあったと思いますが、人間とは矛盾を抱えて、認知を歪ませることで、生きながらえる存在でもあります。あまり論理的整合性を求めすぎると息苦しい管理社会に近づいていきますので、自分にも他人にも寛容性を持って臨みたいと私は考えます。

私は本会見の真の目的は、批判と責任をジュリー氏と東山氏に集中させて、事務所の若手タレントを火の粉から守るための一手だった可能性もあるのかなと思案しています。それこそ、これからも芸能界でやっていく覚悟がある若手は文字通り「ジャニーズ」から退所することで、体裁上はケジメをつけることができます。

▼名前を変えれば済むという話なのか:

ちょっとこれは意地悪な言い方かもですが、もし名前を変えたら変えたでオウム真理教の例などを出してくる人も居ると思う(言ってしまえば一芸能事務所の性加害案件でしかないのに、記者会見の場でヒトラーの名前を出すようなメディアならやりかねません;本来ならばハーヴェイ・ワインスタインが妥当なラインだと思います)ので、ジャニーズの名前のままで被害者補償に全力を尽くすという宣言も、一つの誠意の表れだったと考える余地はあると思います。

それが成功してる、失敗してる、というのはまた別の問題です。

▼台頭する反日勢力:

本会見と本質的には別件ですが、純日本製の最強スーパー男性アイドル事務所が事実上空中分解することで、今後はメディアの韓国ゴリ押しが再加速するんじゃないかとウンザリしています。

少し陰謀論っぽくなりますが、日本の芸能界が韓国のパワープッシュに負けたターニングポイントとして数年後に認識されるかもしれませんね。

これは鋭い指摘。 私は「誰かが最初から糸を引いていた」とまでは言わないが(ちょっと陰謀論すぎると思う) とはいえ、これまでジャニーズ事務所とそのタレントを邪魔だと思っていた勢力や芸能事務所は、今がチャンスだと思ってるだろうし、その中には反日系の団体も含まれるだろうね。

実際にジャニーズの後釜を韓国のBTSの事務所が交渉に入っているという報道もあった。日本国民が社会正義の名の下にジャニーズ事務所と所属タレントを袋叩きにしてる裏で、ぽっかり空いた男性アイドル市場には韓国の大手事務所が収まりそうだと。これからのテレビCMや駅や電車や街の広告のイケメン枠は韓国人だらけになるかもしれないってことかー。

そうだそうだと白川先生も言っています。

どこまで想像や憶測を除外しても、実際に大きなチャンスであるのは揺るぎない事実ですからね。

韓国の芸能事情はよくわかりませんが、犯罪者集団が去ったら次に来たのがもっと悪い犯罪者集団という、まさにクソミソと表現するのが相応しい状況かもしれないですね。

どちらも悪を内包するなら、まだ日本人の女子が日本人の男子にキャーキャー言ってる状況の方が健全だと思います。

これは極論ですが、日本人の女が全員、韓国人の男と結婚して子供を産むことを選択したら、日本人は滅びます。

男子から男子にのみ受け継がれるY染色体だけがその民族を定義するという考え方で人類は何千年も国を繋いできました。日本は今それを最も長く暦にして2600年(諸説ある中で短く見積もっても2000年)続けている、世界で最古の国です。これに揺さぶりがかけられています。

民族に血を混ぜていくことによって国を事実上滅ぼすことが可能です。実際に太古の人類は世界中で相手国を滅ぼすために男子を根絶やしにする野蛮な行為をしていたわけです。それが今はメディアの力でクリーンな印象の下で静かにやられている(サイレントインベイジョン)という説明は一応できます。

ここ最近の50年くらいの男女平等のブームに流されないで、2600年の伝統の本質的な意味や重みを考えましょう。

国を守るという観点で考えるなら、馬鹿にできない要素だと思います。

▼あの作品にも小児性犯罪の香り:

今話題の『オオカミの家』も実は児童の性虐待が背景テーマにあるんですよねえ。映画を観ているだけでここまで察する日本人はほぼ皆無だと思いますが。私もインターネットで解説記事を読んで知りました。なんとなく管理社会とか共産主義社会の恐怖を描いたのかなあ、とは思っていましたが、正直チリがどんな文化と歴史を持っているかは殆ど知らなかったので。まさか「小児性犯罪のユートピア」だったなんて。

そして、同じく9月にネットフリックスで配信されたドキュメンタリー映画『スカウトに誓って/米国ボーイスカウトの隠蔽された記録』というのが奇しくも似たようなテーマですね。しかも企業ではなくて国家レベルの。

うーん。

なんというか、共時性(シンクロニック)を感じずにはいられません。

どこに国や地域でも、同じようなことをしている人達が常にいたんですねー。

了。

最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひ「読んだよ」の一言がわりにでもスキを押していってくださると嬉しいです!