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「男女の友情」って難し過ぎませんか

俗に言う青春コンプレックスを抱えていて、学生時代に送れなかった青春を必死に取り戻そうとしているイタい男性になりつつある。

大学時代に付き合った女の子は1人だけで、その子は高校時代からの付き合いだったので、実質大学での新しい出会いはゼロだった。

サークルにも部活にも属さず、気がつくと卒業してフリーターになっていた。

「新しいことを必要以上に恐れたこと」

これだけが僕の失敗だったと思っている。楽な方、楽な方に行き過ぎてついに自我さえ失ってしまっていた。

◇◇◇

そんな悲しい大学生活の話はこれくらいにして、タイトルの「男女の友情」について書いてみる。

僕は女の子を同性の友達と同じように認識できた試しがない。

「オレ、こいつのこと女として見てねーから!」

「あたしだってアンタのことなんて男として見てないわよ!」

こんな漫画みたいなやりとりに憧れる(センスが古すぎるか?)。

そんなベタベタな、と思うかもしれないが、こういう関係を僕は実際に何度もこの目で見てきたのだ。

普通に友達として接する異性ってどんなんだろうと思ってしまう。

恥ずかしい話、僕は女性というだけで意識してしまうし、恋愛感情の有無は抜きにしても話すだけで照れてしまう。

過去の恋愛遍歴を振り返っても「友達」の期間を経たためしがあまりない。

◇◇◇

もう青春なんて歳でもないのに、青春コンプレックスをこじらせているせいでなかなか前に進めないでいる。

「男女の友情は成立するのか」という擦られまくったテーマを今さら盛り上げようとしているわけではない。間違いなく成立する。「成立する」と思っている者同士であれば、確実に。(ただ、どちらかが異性として意識してしまえばたちどころに崩壊してしまうだろうが。少なくともそれまでは「成立する」。)

◇◇◇

マッチングアプリも何度か触ってみて、何人かの女の子と会ってみた。僕はモテる方では断じてないので、なかなかに苦労した。

いい関係になることはたまにあっても「友達」ではなかった。会った子の学生時代の思い出を聞くたびに例のコンプレックスが疼いた。

こんなものに悩まされている自分が情けないと思うものの、いつかは折り合いをつけなければならない。

◇◇◇

これから解き放たれた時には、また書きます。

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