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ロシア映画 『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』

ロシア映画 『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』 をアマプラで観ました。

内容は、10世紀後半のキエフ大公ウラジーミル1世の伝記もので、タイトルから想定するようなヴァイキング映画ではありません。
3兄弟(長兄ヤロポルク、次兄オーレグ)の争いの後にキエフ大公となってからキリスト教に帰依するまでのウラジーミルの半生が描かれています。
3人目の妻がビザンツ皇帝の妹アンナであるからか、後半ビザンツも出てきます。

ウラジーミル1世、キリスト教に改宗したこともあってか 「聖公」 と呼ばれているのですが、実際には結構血生臭いこともやっています。
死んだ次兄の婚約者を掠奪して妻にしたり、彼女の両親を殺害したり、長兄(異母兄)も殺ってますね……

ただ、ペチェネグ族って、ああいう装束だったのかな?とか、3兄弟の関係性(実際にはどのくらい仲が悪かったのか)とか、地理がいまいちわからないとか、知識不足のせいでストーリーに集中できなかったのが残念。
『ロシア原初年代記』 を読むべきでしょうか。


このキエフ大公ウラジーミル1世ですが、ノルウェーのオーラヴ1世(オーラヴ・トリュグヴァソン)がノルウェーに帰国して即位する前にホルムガルズ(ノヴゴロド)で世話になっているのですよね。
そのあたりの事情、ノルウェー側の文献でしか読んでいないのですが、ロシア側の資料にも出ているのかな? やはり 『ロシア原初年代記』?


読みたい本が増えるけど、どれも高すぎるんですよねぇ(1万超え)。
ぼちぼち入手するか、図書館を利用しようと思います。

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