見出し画像

縄文時代の信仰(三人の主祭神)

土器による信仰の形

彼らの信仰形態は諸説ある、精霊は当然として、、狸、狐、狼、蛇、ナメクジ、蛙、猪、猿、様々な動物なども信仰の対象になっていた、実際のところはどれがと言うことではなく、何らかの守り神だったりと用途別として崇拝の対象としていた。

古神道の信仰対象として、水、火、石などがあるが、その片鱗は当時から見て取れる。

画像2

尖底土器、土に突き刺し使用、縄文土器には様々な紋様がある、特にこの手の土器で多く見られるのは、直線上の線を何周も描いた物、縄文土器にはその用途により、紋様を変えている、穀物貯蔵用には、穀物を意味する物、調理用などの一般の物は、そこまで手をかけることもなく、祭器としてのものには最新の注意を払って作られた。

水月という言葉がある、水に映った月を意味する。そもそも月は女性性を意味し、生命を意味し、霊的なものを意味していた。

世界の土着のアニミズム文化に良くある風習で水面に月を写し、その水を飲む事で清めるというものがある。

テオティワカンでも町中に水を張り星を映していたと言われています。

他にも、呪術的意味合いもあり、火山と地震の多い地域ということもあり、何らかの機能を持たせていたとも考えられる。例えば振動が来た時に水がこぼれる様にスレスレまで入れていたものも実際には存在する。

中期の火焔型土器、煮炊き用とも言われてはいたが、タールが付着したものが出土したことから、火を燃焼しさせていたということがわかる。

中期と言えば、鬼界カルデラの噴火後の時代、火山を信仰する事から火を焚いて祭器として用いられたことがわかる。

そして後期には注口土器、注ぎ口はついているものの、加熱による使用の痕跡はなく、口元の摩耗の後から直接回し飲みなどして使われていたと考えられているが、デザイン性、埋葬品いう点、この時代にワインなども作られている事から、儀式の際にも用いられていたと考えられている。

土偶に込められた信仰心


オニグルミノの顔の土偶もそうですが

斜め上を向いてる土偶も多く確認されている、頭の角度は全部同じくらいの傾きをしている、ここはまだ予測の域を超えないが、いったい何を見上げてるんでしょうね、彼らは。

ちなみに水との関連を持った土偶は多いそうです、オニグルミ土偶のそれも顔が水の受け皿になっており、顎から落ちていく構造になっている。

画像2

これは中空構造の土偶、

高さ30センチ厚さ3ミリ、頭から水を溜めくるぶしのところから水が流れるようにできている。

かなり緻密な作りになっているそうです。

何でしょうね、液体に関するものといえば、鼻水みたいなの、ヨダレみたいなの、涙みたいなののデザインが土偶だったり仮面だったりとおおいいですが、

何か垂らすというニュアンスになんか意味でもあるのかな?

何となくですが、流れ上日本神話を当然扱いますがアメノウズメのところで多分このニュアンスが出てきます。あとスサノオにも何かあるように思います。ニュアンスとして。

余談

神話は面白いですが、あれは何らかの史実を封殺する意味もあり書き換えられているのも事実。

その書き換えられた基本となってるのが縄文時代、だからこそ重要に思えます。

岩戸開きは、実は人の覚醒のお話で、都市伝説的言い方をすると、松果体の覚醒の話、何でそうなるのか、素戔嗚の行動の矛盾点、ウズメさんに対する認識みんな多分違う可能性あるよという話だったり、アマテラスの人格が変わっている、神格を得たタイミングが岩戸隠れ、前と後じゃ性格違いますよね?スサノオ実は悪いことしてない?など色々書こうと思っています。

まぁそもそも異説ではあるけど今のものが事実ともいえないので、陰謀論ではないですが、これは仕組まれたもののように思う。

本来の神を封じ込める為介入した存在がいて、日本の歴史にはその影響色濃く出ている。

宇佐八幡宮神託事件の銅鏡は悪いやつでは無かった可能性ありますし。

三韓征伐の神功皇后の疑問点、応神天皇は何者か、始皇帝の即位時のエピソード被るとこあるから、秦氏やっぱなんかあるんじゃね?みたいなこと思ってるので書こうと思います。

脱線してるけど忘れないように書いただけ、まぁ所詮異説ですが、個人的にはこっちが事実な気がするよという話ですね、まぁそんな感じで。

縄文時代 樹木信仰とか、色々

木に関して、日本では神様の数を柱と数えますがこの起源は木に神を落とすというニュアンスから来てます。

つまり大きな木は御神木として神が降りてくる場所、そして重要な場所には大木の周りに石で囲って祀っていた形跡が多くの地で見られる、まるでストーンサークルの様だ。

石について…。

世界のストーンサークルはこれを起源に持つ可能性がない事もない。

ミジャクジ信仰というものがあるが、あれの起源は、縄文期には男性のシンボルを、生み出す物として神聖視し石棒を神具として扱っていた。

石を男性性と認識し石神つまりはシャクジンとして扱っていた。

それが流れてミジャクジ様があの様な絵で描かれる様になった。

土とデザイン…長くなるとアレなのでサラッとでごめんなさい。

流れ的に追記しますが、相反して女性性として土を扱ったと言われています、まさに母なる大地ですね。インディアンも同じ表現をします。そう言うわけか土製品として土偶も扱われていますね。

縄文土器のデザインに良く使われる円はそもそも女性性を表すそうです、紋様のウニョウニョしたデザインは栗の木だったりそういうものをニュアンスとして捉えています。

何が言いたいかというと、ストーンサークルのあの形だったり、

樹木の周りに円状に石を敷き、祀るという行為は、


男性性と女性性、そして生み出される生命。

原因と経緯と結果、それを神の恵みとして、子を扱い、草木に見立てた。

性に対する行為を我々が思うより神聖視していた可能性が見て取れます。

当時から杉、栗、松、などの大木は多くあり、樹木に対する信仰心は相当強いものだったと考えられる。

縄文時代と三神

ちなみにスサノオは海の神として扱われますがそもそも水から来てたのではないのか、泣くのもそうだし、

木の神としても扱われているところから、水と木、つまりは生活に根ざした神としてスサノオは存在し、

火として力として、アマテラスの存在があり、

月として生命として神秘としてツクヨミの存在があったのではないかと思うんです。

だから右目、左目、鼻という位置関係になるんではないかと思うんです。

当時の人はこの三神を同格として扱っていたが、のちに、スサノオとツクヨミを追いやる人達が侵入してきたんじゃないの?

そんな感じです。

文ぐちゃぐちゃですが、縄文の人達はいろんな信仰を持ってて、根源的哲学を持ち、日本の神話につながっていくような信仰をしてましたよと言いたかっただけです。   失礼しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?