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はじまりとおわりのお知らせ

みなさま、ごきげんよう。Janeです。
初めましての方は、初めまして。Janeです。
いつもお馴染みの方は、どうもどうも。

知らない方向けに書きますが、私はとあるしがない1人のYouTube配信者です。いわゆるYouTuberですね。

私には発達障害の一つ、ADHD(注意欠如多動症)と、APD/LiD(聴覚情報処理障害/聞き取り困難)という障害がありまして、それらをメインテーマとしたYouTubeです。

実際には全然関係ない趣味の話なんかも多いのですが…。

さて、今回のタイトルにある【はじまり】とは何を隠そうこの、noteのことです。実は以前にも挑戦したことがあったのですが、辛い記憶を辿った記事ばかりだったので私の身が持たず(w)結局書けたのは5つか…それくらいの記事数でした。

なかなか、続かないものだなあと思ったものです。トピックの選択を誤ったというのもありますが、私にとって1つのことを長期間継続するというのは非常に難しいことです。

居場所も同じ。物理的にも、私は色んな場所に移動しまくって生きてきました。東京で生まれ、中学から大阪で育ち、18で家を出てからはSeattleに数年、日本に帰ってから北海道、大阪(府内を転々)、そして現在は奈良に鎮座していますが家を買ってしまったからであって(他にも目的はありますが)、また渡米したいなとか行った事の無い国に滞在したいなあとか、常に思っています。

取り組む課題に関してもそう。一度何かにハマれば究極を求めて突っ走るのですが、同時に飽きっぽくて完成に至る前にやめてしまったり。

仕事も同じ。アルバイト遍歴は数えきれないけど数えられるのはどれも【3ヶ月未満で退職】ということくらい。職歴は一応ありますが1年も経たずして辞めました。

障害のせいにする気はないのですが、これらはADHDやAPD/LiDにも関わる現象とも言えます。遂行したいのに、やる気はあるのに、続かない。もしくは単純に飽きる。目移りしてしまう。トラブルになる。そして続かない、続かない。

そんな自分に嫌気が差すこともありますが、実はこういう、字で書くBlogは6年間続いたことがあります。これはちょっと、私の中では輝かしい功績です。


そのBlogを辞めて、新しく始めたのがYouTubeでした。
突然降ってきたんですよ、ああ、YouTubeやってみたいという気持ちが。
それが始めた動機です。

はじめた頃は何もかもが楽しくて連投していました。喋るのも好きだし編集も楽しい。サムネイル作りなんかも結構面白い。
そのうちだんだんリアクションが出てきて、チャンネルを登録してくれる人も出てきて、応援や励ましの言葉をかけてくれる方も沢山いて、とても満たされていました。幸福感に。

YouTubeだからややこしい人とかいるのかと思ってたんですが、そんなに居ませんでした。圧倒的多数がとても優しい視聴者さんでした。

とはいえ、しがないYouTuberです。チャンネル登録者数は445名ほど。そりゃ沢山いる方からしたら少ないかもしれませんが、私は開始当初こんなに増えるとは思っていませんでした。唐突にはじめたのですから。野心も何もなく、ただただフリーダムにやらせて〜というスタンスだったので。
それでも着いてきてくれた方(その大勢が良い方)がいた。私が表現するなら、445名【も】、いや、多分それ以上(登録はしてないけど見てるよっていう人)、居たのです。

感謝の気持ちをもたせてくれたのは、観てくれる人達の存在があったから。間違い無いです。

初回から長くなりそうなので、そろそろ本題に戻ります。

なんとなく察しがついている方もいるかもしれませんが、タイトルの【おわり】は、YouTubeです。

心苦しい気持ちでいっぱいですが、その結論に至った理由を書かせて下さい。


うちには3人の子ども達がいます。中2、小6、小3の3姉妹です。

今後、当noteで書くかは迷いどころですが、今回は本人の承諾を得ているので書きますと、長女はADHD、次女はASD(漢字のみLD)、三女はAPD/LiDと診断されています。

我が家で定型(なんの障害もない)の人は夫だけです。

YouTubeを続けるにあたって、“プライバシー“の問題にぶつかるようになってきました。
特に長女中2、お年頃もいいところ。思春期真っ只中でアイデンティティー確立のための大事な時期。

端的に書くと、その長女が「身バレするのだけは嫌だ」という主張が強くなってきました。

次女や三女は動画に出演する程でしたが(年齢的なものもあるでしょうが)長女は「声が入るのだけでも嫌」とハッキリ言っていました。なので出演したことなど当然ありません。

応援してくださる視聴者さんの中には、「子どもと一緒に配信するのを観るのは新鮮、楽しい」という言葉をかけてくれる方も少なからずいました。
実際に視聴者さんのお子さんが当事者で、その保護者の気持ちを配信することで共感していただいたりしたこともあります。

当初は子どもと出演する予定は無かったのですが、リアルな声は本人からの方が解りやすいかなと、子どもに打診したところ快諾、ただし顔はミー文字で隠していました。

そんな最中、長女が悪気無く「身バレは嫌だから」という話から進展して、「YouTubeを辞めたら?」ということを聞く機会がありました。
そりゃそうですよね。

私の顔を知っている人は、今の地元に何人もいます。
私はそれでも顔を隠さず声も変えず、障害の話を、しかも自分の事だけではなく子どもたちが障害でどれほど苦しんでいるか、どう対処しているか、子どもは何と言っているかなどを事細かに公言していたのですから。

「そもそも、ママがYouTubeをそんなに続けられると思ってなかった。飽きたり、トラブルとかですぐ辞めるって最初の頃パパと話してた。」

そう言う長女に、

「じゃあ、ママがYouTube辞めると言ったら嬉しい?安心する?」

と聞いたら、親指を上げ大きく何度も頷いていました。



自分が配信することで、この世の中の誰かを不快に思わせてしまうかもしれない、苦しめてしまったり、悩ませてしまうかもしれない。

そんな事は常々思っていましたが、長女の本音がそこまで大きなものだと知ったのはつい最近のことでして、親として恥ずかしいばかりです。

踏ん切りがつきました。

今回は飽きた訳じゃない。やる気を失った訳でも継続力が無かった訳でもない。まだ続けられた。まだ話し足りない。でも1人の犠牲は目を瞑れません。

そして私自身、続けることを優先してその後後悔したく無いのです。

だから、ごめんなさい。YouTubeは辞めます。
プライバシー確保の観点からの決断なので、アカウント自体を削除する予定です。
なので、過去の投稿も消えてしまいます。
でもそれが、長女にとっては荷が軽くなる方法の一つなのだと思うのです。

これからはnoteをはじめます。
いつまで続くかの保証はできません。
でも、マイペースになら6年以上続けられるかも知れません。

自由な日記みたいな感じで綴ることができたらと思っています。
もし読みたい、と思ってくれたのならば読んでください。
YouTubeじゃないなら興味ないよ、という方もおられるかも知れません。
そういう方には頭を下げて謝りたいです。申し訳ありません。

今まで応援してくれた方、本当にありがとうございました。励みになりました。

これからは心機一転、新しいことをはじめる喜びを見出していく所存です。
(実は決心して速攻、Amazonで新しいキーボードを衝動買いしちゃいました)

YouTubeが終わったからって何も全ての繋がりを断つという訳じゃないので、twitterは続けるつもりだし、Instagramも続けるつもりだし、何かあればコメントやDMしてください(気づかなかったらすみません)
また、サブチャンネルでやっているアクアリウムのYouTubeチャンネルは、続く限り続ける予定です。


最後に、
YouTubeを通しての出会い全てに感謝を込めて。
そして皆様のこれからの人生に沢山の幸福がありますように。
ありがとう。
さよならは、なしよ。
こんな人で良かったらこれからも宜しくお願いします。


長文失礼。
今日はここまで。

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