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JDD Bankをリリースしました🎉

ごあいさつ

こんにちは。XDDチームでExperience Designerをしている若狭です。
本日「JDD Bank」を社内リリースしました🙌
せっかくなのでその取り組みについて少しご紹介をしたいと思います。

社内通貨「JDD Coin」

2020年4月、「社員同士のカジュアルなコミュニケーションの機会を増やしたい」「新しく入社したメンバーにJDDカルチャーを感じてもらいたい」
などの想いを叶えるものとして、社内通貨”JDD Coin”を社員に配り、会社のグッズと交換できる仕組みを作りました。

社員は入社時や社内イベントへの参加などでJDD Coinをもらうことができ、その流通が盛んであればあるほどJDD社内の活動や社員間のコミュニケーションが活発であることを表しています。

JDD Coin

社内銀行「JDD Bank」の開発

満を持して始まったJDD Coinの取り組みですが、導入後いくつか課題が見えてきました。それらの課題に対して、私たちは社内に銀行をつくることで、メンバーがもっと気軽に積極的利用できる環境を目指しました。課題と解決策とを合わせてご説明いたします。

課題と解決策

1)管理について

当初は物理的なコインを制作し、数枚を個人へ付与するという形で運用を行っていました。しかし、これには管理の問題があります。社内の個人ロッカーを保管場所として金庫のように使っているメンバーが多いですが、小さいコインでは紛失の危険性があったり、自宅に持ち帰ってしまったりして利用の機会を損失することにも繋がってしまうこともありました。

【解決策】💰コインのデジタル化
まずは物理コインを廃止し、デジタル化してオンライン上で安心・安全便利に管理できることを目指しました。Slack上で持っているコイン残高や利用履歴を確認できるようにしました。(なぜSlackなのかは後述します)
タンス預金だったものが銀行に預ける&ネットバンキングで残高照会できるようになったイメージですね。

2)流通の場について

導入当時、偶然の出会いや雑談を生むためにオフィスでの利用を前提とした体験の設計していたこともあり、
コロナで出社抑制が続くことで流通が完全にストップしてしまいました。

【解決策】💬コミュニケーションツールへの組み込み
JDD Coinを発行、残高管理、送り合い、リワードの交換まで一貫してSlack上で行うことができるようになりました。
普段利用しているツールに組み込むことで賞賛、労いや感謝の気持ちを、スタンプやコメント等のコミュニケーションの一部としてコインを送ることができます。


3)価値について

メンバーからの「コインというよりお札のような感覚」という声により、金額設定においても流通を妨げる要素があるということがわかりました。
これまでJDD Coinは、1枚(以下 J1 )=約¥1,000という運用でした。
確かに気軽にプレゼントするには少しだけ惜しい金額ですよね。

【解決策】💎コイン1枚の価値を見直す
通貨の価値を変えることでお金の流れを変えることにしました。最低単位を見直し、 "J1=¥10"としたことで気軽に送りあえるようにしました。

また、ビジュアル担当のメンバーに新しく通貨記号のデザインも作成していただきました。通貨単位があることでより通貨らしさが出てきますね!

「J」をモチーフとした通貨単位


従業員の体験について考えること

今回の施策ではお金は作れば終わりでなく、管理面や環境の整備、通貨価値などたくさんの要素があり、疑似的に経済を動かすような面白い経験をすることができました。将来の展望としてはこの取り組みや仕組みをアフターコロナにおける新しい働き方に適応させ、様々な企業が簡単に取り入れることができるようにリデザインして提供できればと思っています。

アフターコロナにおけるリモートワーク環境下では、コミュニケーションの質が変化し、以前に比べ会社と従業員や同僚同士の結びつきが弱くなってしまったように感じることが増えています。
私たちは働く一人一人が孤立せずやりがいを持って働けるよう、従業員間のコミュニケーションを活性化させることで心理的安全性を高めたいと考えこれからも日々様々な取り組みや提案を続けていきます。


さいごに

そんな従業員の働きやすさに力を入れているJapan Digital Designでは、一緒に働くデザイナーを大募集中です!
オフィスを見るだけでも構いませんので下記リンクからお気軽にどうぞ。



この記事に関するお問い合わせはこちらから

Experience Designer
Chie Wakasa(若狭 智愛)