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パパのガチ中華 〜中国家庭の火鍋に誘われた話〜

一昨日、妻の父から実家でご飯食べようとお誘いがありました。一昨日は別の予定があったので昨晩土曜夕方、お義父さん、お義母さん、妻の妹と一緒に家庭火鍋会をしてきました。(妻は仕事のため不参加)

私はお義父さんのことを「爸(パパ)」と呼んでおり、こうしてよくフランクにご飯に誘ってくれます。

パパからのチャット連絡はいつもこんな感じ

家族全員で食事する場合にはガチ中華のお店に行く事もありますが、爸曰く「僕が作った方が美味しい」とのこと。以前にも話しましたが、パパは料理人として中国から来日していて、個人経営で料理店を出した後、現在は中華料理店のシェフとして働いています。そんなパパが作るガチ中華は本当に美味しくて家族みんなの楽しみ。

これまでに作ってもらった料理の写真がいくつか見つかったので披露しましょう。こんな感じです。

名目は忘れたけどなんとなくの飯会で出たパパのガチ中華
中国江蘇省鎮江市の実家でふるまってくれたパパのガチ中華①
中国江蘇省鎮江市の実家でふるまってくれたパパのガチ中華②
甥っ子(妻の2番目の妹の息子)の4歳の誕生日会(子供が食べられないもの多すぎ笑)

さあ、今回は何を作ってくれるのかな〜と楽しみにして実家を訪ねると、「今夜は火鍋!」とのこと。

中国江蘇省の家庭火鍋 その具材とは?

池袋や新宿、新橋、秋葉原、川﨑、横浜、さらには大阪や兵庫、福岡にも店舗展開している火鍋チェーン「海底撈」や、首都圏で多店舗展開している「譚鴨血」など、日本でも本場の火鍋屋さんは増えていますが、一般家庭で食べる火鍋ってどんな感じ何だろう?
僕も妻と一緒に火鍋をたまに作っていますが、あくまで二人分の簡素な火鍋なので、ちゃんとした鴛鴦鍋(仕切りのある陰陽マークの鍋)での家火鍋は初経験だったので興味津々でした。

昨日食べた火鍋

まずは具材から

・牛肉 ・豚肉 ・羊肉 ・魚丸(魚のつみれ)・鴨血
・木綿豆腐 ・油揚げ ・小松菜 ・えのきたけ ・エリンギ 
・ぶなしめじ ・香菜(パクチー)

ちなみに中国南方の人は割と羊肉が苦手な人が多く、羊肉好きの僕のためにわざわざ入れてくれたようです。

作り方は

▼排骨(スペアリブ)を数時間煮詰めて出汁スープを作り仕切り鍋にそれぞれ入れる
▼市販の火鍋底料(火鍋スープの素)を片方に入れて、四川麻辣鍋と清湯鍋(あっさりスープ)にわける
▼各々食べたい具材を直箸でいれて食べる
▼スープが減ってきたら「加湯(追いスープ)」を良きタイミングで

こんな感じで誰でも作ることができますが、出汁スープを作るのが一番大変ですね・・パパはいつも僕や親戚が集まる食事会の際にはお昼過ぎから仕込みを始めてるそうです。そのプロ意識、頭が下がります。
一応火鍋スープの素にも出汁は効いてると思うので、めんどくさければこの段取りは飛ばして構わないかと。

ちなみに火鍋スープの素は池袋や上野、横浜などの中国物産店はもちろん、最近ではカルディや成城石井でも手に入るのでおすすめです。
ちなみに私たち家族はこちらのメーカーのものを使ってますが、相当辛くて脂身も多いのでお試しの際はちょっとずつ足していくようにしてみてください。

さあ、早速いただきましょう!

妈(ママ)から「我们的火锅就是乱七八糟的,拍不出好看的(うちの火鍋は適当でカオスだから綺麗な写真なんて撮れないよ)」と言われました。てなわけで全然映えない写真でスミマセン・・

スープの出汁をとっていたスペアリブが最高に美味しくてびっくり!あとは、鴨の血をプルプルに固めたレバーにも似た食感の鴨血も私たち家族の大好物。マーラー味の羊肉もやっぱり最高でした。

日本の鍋料理と共通する食材ばかりなので鍋さえあれば誰でも簡単に作れます。オススメです!

ちなみに私たち夫婦が作る家火鍋はこんな感じ。具材は妻が買って来たんですが、やっぱり親子ですね〜 鴨血をはじめキノコ類とかもほぼかぶってます。



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