人間はいろいろ、くよくよ悩む。

「うまくいかないのでは」とか「ダメなんじゃないか」とか・・・

ニューロティシズム（神経症傾向）といって

【人格の五大要素】

◆開放性
◆誠実性
◆外向性
◆協調性
◆神経症傾向

の1つとされている。

人間には、それぞれ異なる５つの性格があるということ。

人類は進化の過程で「マイナス思考が必要だった」ということ。

だって、イケイケドンドンの人ばかりの世界は危ないじゃん！

氷河期をイメージしてみると・・・

「マンモスが来た！ やっつけよう！」と言う人に対して

「ちょっと待ってよ、、、今、
僕らに巨大なマンモスを倒す力があるか？
うまくいかないのでは……」

と言う人がいると、ちょうどバランスが取れるわけ。

ご自身のマイナス思考に悩んでいる人は多いが
今日から胸を張ってください。

そのマイナス思考は、人類の進化の過程で
大切な１つの心の働きとして保存されてきたということ。

ただ、「そうはいっても何とかならないのか？」と思うはず。

そこで、脳の働きとして注目してもらいたいのが「メタ認知」。
メタ認知ってのは、「自分自身を客観的にみること」。

自分が抱えているマイナス思考の感情をメモに書き出すと
そのマイナス思考の原因となっている感情を客観的に見つめる
ことができるようになるのが、メタ認知。

それを「再解釈」する。

「やりたくないな」と思っていることがあって
行動に移すことで起こるかもしれないリスクや
困りそうなことをあらかじめ予測して

それに対して心の準備をしておくことで
「私の脳が下準備をしてくれているんだ！」
と安心できるようになる。

再解釈は脳の前頭葉の働きで、ネガティブ思考の自分が
むしろ、いろいろなことに積極的にチャレンジできるようになる、1つの心の支えにすることもできる。

自分がもともと持っているネガティブ思考の性質を
「個性」として受け入れてあげることが大事。

「メタ認知」と「再解釈」の２つの脳の働きを活かして
どんな境遇でも前向きに生きてほしいと思います。

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