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【7】ミャンマーの寺を知る(初級編)

 日本の皆様こんにちは。口唇口蓋裂プロジェクトの岸直子です。師走で忙しくされている方も多いと思いますがいかがお過ごしでしょうか。年末年始は田舎に帰省して家族揃ってこたつを囲み、ソバをすすり、みかんを食べ、紅白を見ながら「最近の若いコの歌はわからん」と言いながら床につく祖母におやすみなさいと言いつつ、カウントダウンし「あけましておめでとう!」と年始の挨拶を交わすことも今年はありません(岸家に限る)。なにせ常夏のミャンマーに住んでいますから。こちらは大晦日・お正月という概念はあまりなく、限りなく日常に近いのです。サラッと年越しです。あ、女シリーズやめました。

金ピカー

 今回のお題はお寺。日本のお寺と違って、ミャンマーのお寺(パゴダ)は金色に輝く煌びやかなものが多いのが特徴かしら。といっても実は金色じゃないお寺もあるんですよ。それがこちら!

青空に映える美しさ

 これは白色のパゴダ。シンピューメーパゴダです。マンダレーから車ですと1時間30分くらいでしょうか。ミングゥオンというところにあります。とにかく美しい!

夜はさらに際立って美しく光り輝く

 そしてこちらは全て翡翠(ヒスイ)でできているパゴダ!語彙力のない私は思わずどんだけー!と叫んじゃったけど、言葉を失うほどの美しさとはこのことです。こちらはマンダレーにあります。

眩しくて目を開けられなかった。素足のぐにゃり具合が個人的に気になる。

 ミャンマーのお寺に入る時は色々とお作法があるのをご存知でしょうか。マストなのが”靴を脱ぐ”です。靴下もダメです。場所によっては敷地内に入った時点で(例:駐車場のところから)脱がないといけないところもあります。裸足で大変なのは、日中お参りに行くと地面が焦げるほど熱くなっているため、ホップしながら境内に入っていかないといけない。なので朝早くもしくは夕暮れどきのお参りがおすすめ。あと雨の日や雨上がり直後のお参りもおすすめしません。濡れまくりです。

ワンセットのロンジー。なぜこの写真を選んだ、私よ。

 あとお寺によっては正装(ミャンマーの民族衣装エンジーとロウンジー:この衣装についてはまた別回で詳しく説明しますね!)を着用していない人はお断りのところもあります。こちらに住んでいると突然「お参りに行こ!」があるのですが、平服の場合でもお寺によってはロンジー(民族衣装の下だけ、巻きスカートみたいなやつ、200円くらいで借りれる)を貸してくれるので入れることも。ミャンマーに今後もし来られる方はこちらも要チェケラですね。

本堂に向かうためのエレベーターの豪華さたるや…。ちなみにエレベーターの中も皆、裸足です。

 他にもいっぱい紹介したお寺の煌びやかな装飾品や雑貨などがあるのですが、それはまたの機会に。今回で7回目となったミャンマー生活ブログ。3回坊主にならなかった自分をしっかりと褒めつつ(自分には超甘い人間です)、今年を締めくくりたいと思います。意外な方から「ブログ読んでいるよ!」と言われると嬉しはずかしですが、これからもミャンマーの日常を知ってもらうために発信を続けたいと思います。いつも読んでくれてありがとう、そして来年もよろしくお願いします!



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