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経験2年。資格無し。福祉という仕事について今ぶち当たる壁。

昨日から胸がバクバクしてとても苦しいです。原因はわかっているのですが、何をどうしたらよいか、どう働きかけたらよいのか考えがまとまりません。

福祉施設を利用する方を支援する人間が、利用者様本人の前でなければどんなにひどい言葉を使ってもよい。のだろうか?
「そのくらいは許容範囲。大目に見てあげて」というくらい現場のストレス値が高いのか?

私のバクバクの原因は、どうにも許容できず、かといって自分の考えは現場を理解していない、ただの偽善ではないか?とぐるぐるぐるぐる堂々巡りの結果です。

そりゃわたしだって「なんだよチクショー!!」って思うし「ちょっと聞いてよ~」ってなります。言葉選びが違うだけで、同じように愚痴も言います。
その時でも、障がいのある方を支援しているという自覚は忘れません。
と、いうよりも【 人 対 人 】という思いが前提にあるので、大っ嫌いな同僚でも、よほどの事がない限り口汚く罵るなんてことはしません。

私がこうも堂々巡りしてしまうのは、大好きな先輩たちの会話の中に「いやその発言て・・・」という事が増えてきたからです。

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私以外は、皆、福祉や医療の現場を経験してきた人たちです。利用者さんを思えばこその厳しい言葉もきちんと伝え、利用者さんのプラスになることを常に考えているような職人気質なところもある素晴らしい先輩達です。

私はといえば、福祉系の資格は何もなく、ボランティア活動を少しかじっただけのまったくの未経験・・・。

今の職場に就職して約2年、就労系の支援員として実績を積んでいる途中です。

知識も、経験も、行動力もある先輩たちと出会えて私は幸せ者だな~と思っていたのです。・・・ですが

会話の中で出てくる「利用する方を下にみる」発言がどうしても許容できません。しかし、自分の考えを押し付けるのも違うような気もします。

これは感覚の違いであり、許容すべき事柄なのかもしれません。
よくある事で、仕事に手を抜かない人たちだからこそ出てしまう発言なのかもしれません。

その発言に至るまで、紆余曲折があったのだと思います。何度も何度もいろんな形でアプローチしても伝わらない。逆に誤解されてクレームになってしまったり。

現場職員と、管理職の机上の論でのギャップも要因の一つではないかと思います。
ある時は「お客様なのだから優しく」またある時は「一般就労を目指しているんだから厳しく」これでは現場は混乱するし、利用する方が混乱することにもなります。

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支援する側と利用する方の間にある信頼関係。

堂々巡りに答えが出ました。
支援する側と利用する方の間に信頼関係があるからこそ言える言葉だということに気づきました。

先輩たちには裏表がありませんでした。陰口ではなく、ご本人にも伝えていることを、仲間内にはざっくばらんに話しているだけに過ぎなかったのです。

私の頭はカチコチ石頭

やはり私は上っ面だけの2年生でした。コミュニケーションにはいろんなボキャブラリーや、切り口があるということを知りました。

自分の知っている常識が全てではなかったのです。世界が狭かっただけに過ぎないのでした。

私の目指す【 人 対 人 】というスタンスの軸は変えず、しなやかに、柔軟性のある思考を鍛えていくとう課題をプラスしました。

いつか、私を目指してくれる後輩が現れることを夢見て。




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