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「もがくが花」

「願い」は頸木「目標、希望」は手枷、足枷

願望は日々前向きに前進するための原動力になり有るが、心の自由を奪い、苦しみもがく原因と成ってしまう時もある。

いっそ「何も願わない心を持つ修行」をやってみようか?いやいや、願望が寄り集まって出来ている「心」を持った人間には願望を無くす事などムリ、無理!「何もしたくない!いっそ死んでしまいたい!」って言うのも、大いなる願いだろうし…

それに、無願の修行って言ったって「俺は何も願いが無い~!」って自己暗示でしょう?!それこそ一番の願望だと思いますが…

そんな「無願」という自己暗示能力を開発した先に待っているのは「虚脱」という重く長く気怠い時間かもしれない、ならば人間 は

苦しみ、もがいているうちが花か…

#創作大賞2023 #エッセイ部門

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