見出し画像

Web会議は「じっくり思考タイプ」にはやさしくない(阿部)2023/08/10

会議中に違和感や思いついたことがあっても、すぐに言葉にできなくて、うまく発言できないことってありますよね。
いろんな思考タイプの人がいますが、大別して瞬発的に言葉が出てくる人と、じっくり考えて整理して言葉にできる人がいます。

Web会議は特に後者の「じっくり思考タイプ」にとってやさしくないんですよね。リアルな会議よりも曖昧な言葉が出しづらいですし、その人が何か言いたそうな雰囲気があったとしても他の人が気付きづらい状況があります。ファシリテーターがそこも配慮しろよってことではあるんですが、画面越しの会議だとその難易度もあがります。

そこで、自分が主体となる会議では『会議後でいいので、ぜひ思ったことをチャットにあげてほしい』と思っています。
「あのとき、実はこう思ってたんだよね…」というのも、後出しではないので遠慮なくチャットで書き込んでほしい。
実際に、会議後にチャットで感想や思ったことを書いてもらったことで、テレビ会議ではわからなかった論点や意見が出てとても良かった経験があります。

クライアントとのプロジェクトミーティングでは、なかなかできないと思いますが、社内ミーティングでは取り入れられるのでは?と感じています。
社内の中長期的、抽象度の高い問題は、こうした「じっくり思考タイプ」こそが活躍できる場だと思うんです。
会議の話題によって、時間差のある思考を許容するのも良い効果があるのでは?もちろん、それを受け入れる側も理解を示さなければなりません。

会議で歯痒い思いをしている「じっくり思考タイプ」のみなさん。ぜひ、会議後のテキストコミュニケーションも活用してみてはどうでしょうか。

JBNディレクター阿部のtwitter:https://twitter.com/abePANDA0214


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?