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【社員インタビュー】eスポーツ制作統括ディレクターが語る、制作へのこだわりとは?

こんにちは!JCG広報のSです!

今回から「JCG社員インタビュー」と題し、JCGにおけるeスポーツ大会・番組制作にどんなスタッフが関わっているのか、どんなこだわりを持っているのかを皆さんにお伝えしていきたいと思います。

eスポーツの番組制作ってどんな感じなの?どんな業種があるの?という方もぜひご覧ください。

第1回は制作統括ディレクターを担当している西野さんにお話を聞きました!

S:西野さん、本日はよろしくお願いします。

西野:新卒で2019年に入社。JCGに4年ほど勤務しています、西野です。よろしくお願いします。

eスポーツの「制作統括ディレクター」とは

S:JCGでどんなお仕事をされているのでしょうか。

西野:制作統括ディレクターの仕事をしています。

弊社にはeスポーツ制作にまつわる様々なセクション・ポジションがあります。

番組制作ディレクター以外にも、配信技術のディレクターや大会運営のディレクター。大会におけるカメラマンである観戦ディレクター。デザインを担当するクリエイティブディレクターがいます。また大会のサイトを用意する場合は開発ディレクターも関わります。

これら多岐にわたるセクションの皆さんとコミュニケーションをとりつつ、コンテンツ制作を進めていく立場です。

S:具体的にはどんなお仕事でしょうか。

西野:番組や大会にまつわる様々なことを決定します。

また実際に制作するために必要なものを判断し、プロデューサーと協議するのも僕の仕事です。場所や道具、人員を取りまとめて、僕からプロデューサーへ報告します。時には数千万円の使い方を考える事もあります。

番組の収録時は現場の仕切りを担当します。全体に指示を出したり、問題が起きれば各セクションのディレクターから状況を聞いて判断し、プロデューサーやクライアントとコミュニケーションを取り、僕から指示を出します。

S:制作現場の責任者なんですね。

西野:そうですね。プロデューサーがクライアントの方とコミュニケーションを取り、企画の調整をする制作現場の外側の責任者とすれば、僕は現場内部の責任者というイメージです。


笑顔の西野さん

大切なのは「バランス」

S:西野さんがディレクターとしてこだわっている部分はどこでしょうか。

西野:一番大事にしているのはセクション間のバランスですね。

準備段階では番組・大会・WEBサイトなど、複数のコンテンツが関係しながら進行していきます。そのため各セクションとのコミュニケーションや進捗管理は非常に重要です。プロデューサーやクライアントの方とも相談し、スムーズな制作を心がけています。

S:番組の本番ではどうでしょうか。

eスポーツはほとんどがライブ配信で、大会と同時に進行します。そのため、番組と大会が密接にコミュニケーションを取る必要があります。

たとえば、この大会は参加者の人数が多くて、試合時間が伸びる可能性があるから、これくらいのコンテンツを用意しておこう、というように、番組と大会のバランスには特に気をつけています。

実況席やゲーム映像など演出面が大事なのはもちろんなんですが、全体としてのクオリティが上がるように考えています。

新卒でeスポーツの制作スタッフを選んだワケ

S:現在は制作統括をされている西野さんですが、eスポーツ業界で働こうと思ったきっかけは?

西野:高校生のときにコールオブデューティーというFPSゲームにどっぷりハマりまして。大学生になってもシリーズをプレイし続けていたんですね。サッカーサークルも入っていたんですが、人が多くなりすぎてサッカーコートがあまり使えなくなっちゃって。笑

それでゲームをプレイする時間が多くなっていた時に、プロチームや公式大会を知ったんです。eスポーツを意識し始めたのはその時です。

S:その時にはeスポーツ業界で働こうと思っていました?

西野:いえ、最初はIT系のエンジニアとしてJCGではない会社から内定をもらっていました。大学でプログラミングのゼミに入っていたので、経験を積んで2・3年後にはeスポーツ業界で働いてみたいな、という気持ちでした。

S:そこからどういう経緯でJCGに?

西野:内定していた会社がかなりさっぱりとした会社だったんです。インターンとして数ヶ月働いていたんですが、「eスポーツ業界でいつか働いてみたい」と話をしたら「それならウチで働かないほうが良い」と卒業間近で内定が取り消しになってしまいまして。笑

ちょうどその頃にJCGの社員の人と知り合いになって、アルバイトとしてJCGで働き始めたんですね。

S:その時にはeスポーツ業界で働く決心がついていました?

そうですね。内定が無くなってしまったのもありましたが、これから伸びていく業界だと思っていたので、先に入って色々と経験を積むのも良いなと。
なのでJCGの面接を受けて、卒業まではアルバイトとして働いていました。

JCGにおける西野さんのキャリアパス

S:JCGに新卒入社されてから、どんなお仕事をされてきましたか?

西野:最初はアシスタントディレクターとして当時のディレクターの方のお手伝いをしていたんですが、たまたまチャンスがあり、すぐに制作ディレクターの経験をさせてもらえる事になりました。

S:いきなり制作ディレクターにチャレンジしたんですね。

西野:レースゲームの番組制作だったんですが、これがかなり苦戦しました。

S:どういったところに苦戦したんでしょうか。

西野:レースというよりはドライブを軸にしたゲームで、対人戦という機能が明確ではないゲームだったんです。なので対人戦のルールや環境を作るところから始まりました。

他にもコンテンツを色々入れる事になって、考えることが沢山ありました。スポンサー企業についてのクイズ企画や、広いマップを活かして「この写真の場所を探せ!」というミニゲームなどを台本に盛り込んだことを覚えています。

S:企画や遊び方をイチから考えたんですね。

西野:苦戦した分、達成感も大きく楽しい部分もある仕事でした。
特に自分の好きなキャスターの方が来てくれることになったのは嬉しかったですね。笑

そのレースゲームに詳しい方が手を上げてくださって、実際に解説として出演してくださったりと、いろんな方に助けていただいたことも覚えています。

しみじみと振り返る西野さん

JCGの強み「一人ひとりの主体性」

S:西野さんから見てJCGはどういった会社でしょうか

西野:ありきたりな言い方になっちゃうんですが、やっぱり全員ゲームが好きだなと感じます。制作や大会運営はもちろん、技術スタッフもゲームに詳しい。制作に携わらない部署もゲーム好きが多いです。

だからトラブルが有った時に問題の切り分けが早く、解決がスムーズです。例えば、大会直前にゲームの仕様変更がなされたとしても、代わりの案を考える事ができ、実現可能か各個人が判断できるところは強いなと感じます。

日本にeスポーツを根付かせたい!

S:最後に、西野さんからメッセージはありますか?

西野:eスポーツを根付かせる一番のきっかけはみなさんに実際に楽しんでいただくことだと思うので、大会の開催を行いたいですね。

特に社内大会や学生向け大会のご相談があれば、ぜひお待ちしています!
リモートだったり、全国に散らばっている方々も、ゲームならオンラインで集まれますから。ぜひよろしくお願いします。笑

S:そうですね。eスポーツにご興味があったり、悩まれている方がいらっしゃったらぜひ一度JCGにご相談ください。

西野さん、本日はありがとうございました!

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