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CPAC Japan 公式noteをはじめます

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CPAC Japan 公式noteをはじめます(音声)|
CPAC JAPAN (一般社団法人JCU)
 


CPACは、アメリカ発の保守陣営による国際政治カンファレンスです。1970年代にアメリカでスタートしたCPACは、International CPACとして世界に広がっており、日本では他国に先駆けて2017年にスタートしました。
 CPACを通じて私たちが広げようとしているのは、保守派の世界観です。皆様もご存知の通り、エリート・メディアのほとんどは、リベラルに偏っています。日本でも朝日新聞をはじめ主力メディアはリベラル寄りですが、アメリカでも事情は同じ。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストをはじめ、CNN、NBC……リベラルならざる主力メディアといえば、フォックス・ニュースくらいです。
 こうしたなかで、私たちは、保守派の世界観を知っていただきたいとの思いから、noteを始めることにしました。




このままでいいのか、未来の政治

 世界の未来が不透明さを増していると言われ始めてから、長い年月が経ちました。そうした言説のなかには、トランプ政権こそが問題だというものや、安倍首相による保守政治こそ問題だというものが、多く含まれていました。
 しかし、現実を見てみましょう。2020年以降、新型コロナウイルス感染症によるパンデミック、2021年末からはウクライナ危機、2022年の安倍元首相暗殺事件、2023年のアメリカ債務危機と、毎年のように世界的な危機が続いています。トランプ政権の時代にはこうした世界的危機が起きていたでしょうか。安倍首相の長期にわたる安定政治において、日本社会はどうだったでしょうか。
 いま、せっかく日米の偉大な保守政治家が築いた世界の安定が、崩されようとしています。アメリカはバイデン政権のもとで、国内の分断がますます進み、ウクライナへの武器売却によってブッシュ・オバマ政権時代の「死の商人」にあっさり戻ろうとしています。日本ではリベラルの流れをくむ岸田政権によって、保守派の力がどんどん削がれ、LGBTをはじめリベラル寄りの社会変革が進もうとしています。さらに、日米両国とも、大増税にまっすぐ進んでいます。リベラルによって政治・社会のゆがみが、ますます強化されようとしています。

noteで伝えたいこと

 こうした状況の背景には、保守を辺境に押しやる偏った情報戦略の問題があります。
リベラルに偏ったメディアは、世界の真実を伝えません。ウクライナ危機が良い例で、ひいき目に見てロシアは「勝てていない」かもしれませんが、「負けている」わけではありません。ですが、まるでメディアの一部はウクライナが勝っているかのような見方を広めようとばかりしています。2020年の大統領選挙も同様で、不正が様々な面で明らかになっているにもかかわらず、米国民主党はそれに一瞥もくれず、結果として生じた連邦議会襲撃事件だけを取り上げようとしています。
 私たちは、こうした認知のゆがみに、抗議の声を上げていこうと思います。そして同時に、保守の世界観がいかに未来を良くするか、皆様に知っていただこうと思っています。
 手短に紹介しますと、「人と国の自助」「規制と干渉をより少なく」という小さな政府路線が、保守派の基本的な態度です。パンデミックで見えたように、政府はともかく機能を拡大したがります。ロックダウン、マスク着用、ワクチン接種と、多くの(ある意味で不愉快な)義務を政府が各国国民に投げ続けてきました。保守派は、こうした規制拡大を否定します。そして、政府による規制と干渉を少なくする代わりに、「人と国の自助」を保守派は求めます。「天は自ら助くる者を助く」の言葉通り、自分の責任と決断において行動することが必要なのです。こうした思想と世界観を少しでも広げたいという思いから、このnoteを始めようと思っています。

CPACの目指す世界

 CPACは、いまや世界的な運動となっています。保守が国家を横断し、それぞれに必要な役割を果たしながら、自由な世界の実現を目指すためのプラットフォームが、CPACだからです。
 ハンガリーではオルバーン・ヴィクトール首相も参加し、文化的な価値の重要性を訴えるコアになっています。メキシコとブラジルは、ラテンアメリカ諸国に蔓延する左翼への対抗の拠点です。そして日本は、中国を震源とする共産主義に対抗する最前線と位置づけられています。
 皆様が、このCPACに興味を持っていただき、世界観に共鳴していただけることを願っています。

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