株式会社ジェック公式情報発信局

経営のビジネスドライバーは「人財」と捉え、人の行動変容をお手伝いしている会社です。 ご…

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経営のビジネスドライバーは「人財」と捉え、人の行動変容をお手伝いしている会社です。 ご支援する中でノウハウなどを発信していきます。

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最近の記事

「電話が苦手です」をどのように対応していますか?

電話が苦手という新入社員の方は多いと思います。メールやSNSの利用が多く、電話で話すことに慣れていないというのが主な理由とされています。「電話が苦手」を克服するためには、慣れること・そのためのスキルの習得とマインドセットが必要です。 電話がこわい理由 電話を使うことに慣れていないだけであれば、慣れることが第一です。慣れるためには実際に電話をかける/電話を受ける回数を増やす必要があります。しかし、電話で話すこと自体に「こわさ」を感じてしまうため、行動を躊躇する傾向があります

    • 新人とともに成長する「OJTリーダー」

      新人の離職防止が多くの企業の課題となっている今、現場での新人育成の担当者であるOJTリーダーは、新人と会社をつなぐ存在として活躍が期待されています。そしてOJTリーダーにとっても、その役割を果たす(新人との関わり方、計画の立て方、新人の心理を理解しながらの指導などを経験する)ことで、間違いなく、自分自身の成長へとつながります。 うまくいかないOJTリーダーの傾向 現場での育成指導の担当といっても、事前に知識を習得し研修を受けて臨むこともあれば、上司からいきなり任命された、

      • 一年前と比べて自分の成長度は?

        入社から一年が経ち、周囲から見れば明らかに成長している新人の方に、「この一年で何ができるようになりましたか?」と質問すると、「いろいろと知識や経験は積んだけれど、成長したかというと…わからない。あまり変わっていないかも…」という答えが返ってくることが少なくありません。 皆さんのところでも、同じような反応の新人の方がいらっしゃるのではないでしょうか。 なぜ自分の成長に自信が持てないのか そもそも、何をもって「成長した」というのでしょう。 自分自身の成長を認識するためには、「

        • 組織開発のために組織診断を活用する

          組織の状況を知るための意識調査(組織診断)は1960年代から実施されていたようです。人的問題を早期発見、解消するために使われることが多かったのですが、最近は「組織を望ましい状態に変えていく」組織開発のために導入する企業も多いと言えます。しかし、「診断を実施したものの、あまり変わりはない」という声もお聞きします。組織開発のための診断について考えます。 組織診断のメリット 組織診断を実施することのメリットは次のような点にあります。 ●組織の状態が数値で可視化されるため、客観的

        「電話が苦手です」をどのように対応していますか?

        マガジン

        • 入社10年目社員の疑問日記
          4本
        • ジェックメルマガ
          5本
        • ウマネジメント ~新任リーダーが乗馬を始めたら
          4本
        • オンライン商談
          3本

        記事

          ミス行動を防止するための改善策とは

          ミス、特にケアレスミスをゼロにするのは難しいというお悩みをよくお聞きします。ケアレスミスは、「いつもはできているのに」や「どうしてその間違いに気づかなかったのか」など、慣れた仕事の中で起こることが多いようです。対策を打っても改善が見られないときには、「行動」ではなく「そもそもの考え方」に着目する必要があります。 脳の錯覚がミスを起こす? ミスの原因には、「なぜ、それに気が付かなかったのか」「なぜ、それが見えなかったのか」と不思議に思えるものがあります。認知心理学の知見によ

          ミス行動を防止するための改善策とは

          行動を変え、継続させるにはどうすればいいのか

          「こうしよう」「やってみよう」とその時は決意してもなかなか続かない、そんな経験はありませんか。 どうしたら学んだこと(新たな行動)を継続することができるのでしょうか。続ける必然が切羽詰まっていれば、意志の力で続けることはできますが、そうでない場合はなかなか難しいのが実態です。 今回は「継続」について考えます。 続かない3つの原因と対策 行動を変えるとき、変えた行動を継続させるとき、なかなかうまくいかないことは多くの方が経験していることと思います。今回は、その原因と対策をま

          行動を変え、継続させるにはどうすればいいのか

          組織文化を考える

          組織の特徴を表現する言葉は、社風、企業文化、組織風土、組織文化などいろいろあります。 言葉が違いますので、意味合いは少しずつ異なりますが、組織には、そこに所属する多くの人が共有している価値観、行動様式が存在します。その価値観や行動様式は、ビジョン実現・業績・パフォーマンスなど、組織活動に影響を与えます。 どちらの「当たり前」が、より成果を上げられるか 例えば、あなたが営業担当だとします。あなたが苦労して入手した市場やお客様に関わる情報(営業活動において貴重なもの)は、「自

          さらに求められる「主体性がある人材」

          変化の激しい時代に企業が生き残っていくためには、柔軟で自由な発想を持ち、自分から意見を発信できる主体的な人材が必要不可欠です。また、働き方の変化においても、テレワークやリモートワークなど周囲の目がない環境で仕事をするためには、自分を律して前向きに取り組む主体性がなければ、結果を残すことが難しいと言えます。今回はこの「主体性」について考えてみましょう。 主体性があるとは 主体性とは「自分の意志・判断で行動しようとする態度(デジタル大辞泉)」です。ビジネスシーンでは、言われる

          さらに求められる「主体性がある人材」

          新人の「将来への不安」は「成長実感の無さ」による

          入社して半年が経ち、仕事や環境に慣れてくると、新人の皆さんは、「このままでよいのか」「他と比べて自分は大丈夫か」などの不安が生まれやすくなります。これは成長の過程で多くの新人が経験することです。そして、この時の新人に対しての先輩や上司の対応こそ重要と言えます。新人の育成や離職防止について、さまざまな観点で多くの情報がでています。今回は、新人が会社に対して求める重要なキーワード『成長』に着目して考えてみましょう。 辞めていく理由「成長できない」「期待が持てない」 2023年

          新人の「将来への不安」は「成長実感の無さ」による

          組織の動脈硬化が起こっていませんか?

          ジェックの新入社員研修では、組織について「共通目標達成のために有機的活動を行う人間の集団である」と定義づけています。有機的活動とは、「各々に役割があり、協力し合い、カバーし合うといった一匹の生き物(有機体)が行っている活動」です。状況によって、私たちが不調になるように組織にも不具合が発生します。自然治癒する場合もありますが、放っておくと存続の危機に繋がる場合もあります。夏の健康診断として、自組織について考えてみましょう。 組織の動脈硬化とは 動脈硬化とは血管が硬くなり弾力

          組織の動脈硬化が起こっていませんか?

          社員にとってのリスキリングとは

          今回は、よく耳にする「リスキリング」について考えてみましょう。 経済産業省はリスキリング(Re-skilling)を次のように定義しています。『新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること』です。 「リスキリング=DX教育」と思いがちですが、これはDX化による仕事の進め方や求められるスキルに大きな変化があり、特に必要に迫られているため、よりクローズアップされているからです。 社員(個人)にとっ

          社員にとってのリスキリングとは

          ビジネスパーソンとして身に付けたい「問題解決力」

          仕事に慣れてくると、「なぜ、このやり方をしているのだろうか。もっと良い方法はないのか」や「どうしてスムーズに進まないのだろうか、どうすればよいだろうか」など、日常でより良い方法を模索する機会が増えてきます。 例えば、『大事にはなっていないが、最近チーム全体でミスが増えている』という問題に直面しているとします。あなたならどうしますか? 問題解決力が低い人・高い人 「問題解決力」とは、文字通り「問題を解決する能力」です。問題や課題に対して、その本質を見極め、解決までのアクショ

          ビジネスパーソンとして身に付けたい「問題解決力」

          辞めない人は、なぜ辞めないのか

          新人・若手の離職防止に苦慮している企業は多くあります。さらに、スペシャリストやハイキャリアと呼ばれる組織の中核人材の転職も珍しいことではありません。いずれにしても組織にとっては大きな損失・打撃となります。 しかし、このように人材の流動率が高まっている中でも、「ここで働き続けたい」と思っている人も少なくないはずです。 働き続けたいと思える組織について考えてみましょう。 辞める理由の第1位は「人間関係」 退職理由は「人間関係」「労働条件」「給与」「昇進待遇」「やりがい」などさ

          辞めない人は、なぜ辞めないのか

          リーダーの永遠の課題 「部下を動機づける」

          意欲やモチベーション(動機づけ)は仕事のパフォーマンスに大きな影響を与えます。 働き方の多様性が進み、また、パーソナライズされた育成が求められる今は、部下のモチベーションをどのようにして高めれば(維持すれば)よいか、お悩みのリーダーは多いと思います。 今回は、モチベーションの向上やその成長を促す点で注目されてきた「1on1ミーティング」について考えてみましょう。 1on 1ミーティングのメリット 1on1ミーティングがなぜ多くの企業で導入されているのでしょうか。 一番の目

          リーダーの永遠の課題 「部下を動機づける」

          変わることのできる人と組織

          市場やお客様の変化が激しく、先を読みづらいこの時代には、常に変化に対応できる人と組織であることが必要とされます。 しかし、新たな取り組みのための変革や行動変容に対して、すぐに切り替え対応ができるとは限りません。 新年度を迎える前に「変わることができる人と組織」について考えてみましょう。 組織のパーパス・ビジョン・ミッションを実務に連動させる 皆さんは自分の会社や自分が所属する部門が、どのような存在意義や目的(パーパス)を持ち、到達すべきあるべき姿(ビジョン)や、その実現の

          変わることのできる人と組織

          入社10年目社員の疑問日記(2/13)

          私、織仲慧汰は某メーカー企業の大阪地区の支社に勤務する、入社10年目の自称中堅社員。 雪が舞い降り息をはくと白くなる2月、日数が少ないこともあってか、あっという間に月日が流れるように感じる。 SDGsの進捗に関しては、「お客様に信頼され満足し続けていただくための環境づくりをすることで、働きやすさや働きがいを高める」ことを目標に掲げている。 今回は、社員の自発的なプロジェクトの中での経緯と今日そこに参加した私の状況をお話ししたい。 ●今までの動きと会議で決まったこと 現在に

          入社10年目社員の疑問日記(2/13)