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味わいと薫り

最近は小説モドキの文章をよく書きます。そこで気がついた事。実際にあった人物をモデルにした登場人物は描いていて面白い。自分の想像で作り上げたモノはツマラナイ。時間の経過によって磨き上げられた現実の人物は短時間で捩じ上げられたキャラクターよりも深みがあって面白いと思っています。
駅の片隅にあった公衆電話。スマホが普及した現在はほとんど使用されることはありません。

全体的に色褪せて、「取り扱いについての注意」は誰も読まないので擦り切れて、印刷の文字すら読めません、しかし、ボタンと緊急番号の案内書きだけはしっかりと更新されていてきれいです。

小さなところにも時代が反映されています。例えばこれです。

最近では硬貨で電話を掛ける事はまずありません。「100円玉で掛けたからお釣りが出ないよ〜」なんてもう何年も聞いたことはありません。誰も使わない、更新されない、しかし、そこに時間に経過によって造られた「味わい」があるる。頭で色々と考えるよりも足で稼ぐほうが私には合っているようです。
連休で他人との接触がないので「砂肝の香草和え」を作ってみました。

味付けはニンニクと生姜にごま油で白髪ネギを添えてあります。クセがあって強い薫りがあるものに轢かれています。
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