海月

日々雑感、思い出、読了などについてちまちまと書いていきます。

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最近の記事

庭のフリージアが咲いた。 黄色のフリージア10個入り、というパッケージの球根だったけど、咲いたのは黄色と紫、半々の花。 きれいだし、まあいいか。 とても良い香り、蕾もたくさんついてるので少し室内用に、と切って玄関に活けた。 廊下に香りが漂って、些細すぎるけど幸せ。

    • 桜の木は手をのべている。 ふる、と揺れる花を総身につけ、涙のようにあえかにこぼしながら。 横ざまへ伸びる枝が、さしのべた手に見えるのはどうしてだろう。 去ったものへ、それともまだ見ぬ明日へ。 力の限り花を咲かせ、虚空に手をのべる姿に心を掴まれてしまう。

      • 昼間の暑さが去って、どこかに誘うような涼しい風。 行こう行こう、どこかへ、懐かしい、知らない場所へ。 いつもの、春の衝動だ。 江國香織さん宣うところの、「放浪の血」。 胸をかきむしるような熱は落ち着いてきたけれど、毎年律儀にやってくる。 ごめんね、今はまだ。

        • 桜がなかなか咲かない。 蕾はだいぶふくらんできたのに、あと少しという頃合いで冷たい雨が降る。 昨日もそんな具合で、朝から篠つく雨。 濡れた蕾からはらり、こぼれるように一輪咲いているのを見た。 待ちかねたのだろうか。 ひとつきりの薄紅は、心細げに見えた。

        庭のフリージアが咲いた。 黄色のフリージア10個入り、というパッケージの球根だったけど、咲いたのは黄色と紫、半々の花。 きれいだし、まあいいか。 とても良い香り、蕾もたくさんついてるので少し室内用に、と切って玄関に活けた。 廊下に香りが漂って、些細すぎるけど幸せ。

        • 桜の木は手をのべている。 ふる、と揺れる花を総身につけ、涙のようにあえかにこぼしながら。 横ざまへ伸びる枝が、さしのべた手に見えるのはどうしてだろう。 去ったものへ、それともまだ見ぬ明日へ。 力の限り花を咲かせ、虚空に手をのべる姿に心を掴まれてしまう。

        • 昼間の暑さが去って、どこかに誘うような涼しい風。 行こう行こう、どこかへ、懐かしい、知らない場所へ。 いつもの、春の衝動だ。 江國香織さん宣うところの、「放浪の血」。 胸をかきむしるような熱は落ち着いてきたけれど、毎年律儀にやってくる。 ごめんね、今はまだ。

        • 桜がなかなか咲かない。 蕾はだいぶふくらんできたのに、あと少しという頃合いで冷たい雨が降る。 昨日もそんな具合で、朝から篠つく雨。 濡れた蕾からはらり、こぼれるように一輪咲いているのを見た。 待ちかねたのだろうか。 ひとつきりの薄紅は、心細げに見えた。

          レンギョウが咲き始めていた。 お隣の国、韓国では、春といえばこの花なんだって。 日本での桜のように、卒業、入学シーズンを彩って、春のイメージはこの黄色が広がる光景らしい。 こういう、お国ごとのイメージの違いを知るの、面白いね。   他の国はどうなのかな?今度調べてみよう。

          レンギョウが咲き始めていた。 お隣の国、韓国では、春といえばこの花なんだって。 日本での桜のように、卒業、入学シーズンを彩って、春のイメージはこの黄色が広がる光景らしい。 こういう、お国ごとのイメージの違いを知るの、面白いね。   他の国はどうなのかな?今度調べてみよう。

          noteのアプリ、Androidからも字体の変更や画像のアップを可能にしてくれたらいいのにな。 PCやiOSからしかできないと聞いてしょんぼり。 明朝体にしたり、撮った写真を使ってもらったりしたいんだー!

          noteのアプリ、Androidからも字体の変更や画像のアップを可能にしてくれたらいいのにな。 PCやiOSからしかできないと聞いてしょんぼり。 明朝体にしたり、撮った写真を使ってもらったりしたいんだー!

          風が強い一日だった。午後は雷まで鳴って、その後晴れて、目まぐるしい。 写真は鉢植えのヒヤシンス。 鮮やかな色合いの花が咲いて、嗅いでみると良い香り。 ロウバイの香りと似てるなーといつも思う。

          風が強い一日だった。午後は雷まで鳴って、その後晴れて、目まぐるしい。 写真は鉢植えのヒヤシンス。 鮮やかな色合いの花が咲いて、嗅いでみると良い香り。 ロウバイの香りと似てるなーといつも思う。

          夢の断片 3

          夢の中、私は屋敷で働いている。 新人の仕事は床にあると言われ、這いつくばって床の掃除をした。 他の人々の会話は、常に私の上を通り過ぎてゆく。 夜になり、皆寝静まっても、私は一人床を磨いている。 磨くと、それは美しい、青い炎が灯るのだ。 闇の中、無数の炎が瞬いている。 昼日中はさまざまなひとが行き交っていた広間に。 磨きながら、灯しながら、私は唐突に理解する。 これは命のともしびだ。 消してはいけない、絶やしてはいけない、磨き続けなければ、 …でも、ああ、私の指先ひとつで消

          夢の断片 3

          庭の沈丁花、おひさまに暖められて良い香り。 写真みたいに、香りもとっておけたらいいのにな、といつも思う。

          庭の沈丁花、おひさまに暖められて良い香り。 写真みたいに、香りもとっておけたらいいのにな、といつも思う。

          今日見つけた小さな春。 ユキヤナギの花、あじさいの若葉、ふくらんだ桜の蕾。 遠くまで漂う沈丁花の香り。 カラスノエンドウ、ホトケノザ、オオイヌノフグリといった雑草の花たち。 チューリップの花芽。 急に暖かくなったね。

          今日見つけた小さな春。 ユキヤナギの花、あじさいの若葉、ふくらんだ桜の蕾。 遠くまで漂う沈丁花の香り。 カラスノエンドウ、ホトケノザ、オオイヌノフグリといった雑草の花たち。 チューリップの花芽。 急に暖かくなったね。

          早咲きの桜。 薄紅、開きかけの花弁が柔らかそう。 種類は普通のソメイヨシノに思えるのだけど、この木はいつも咲くのが早い。 でも例年より遅れた気がする。雪のせいかな? 他の桜も、徐々に蕾がふくらんでいる様子。

          早咲きの桜。 薄紅、開きかけの花弁が柔らかそう。 種類は普通のソメイヨシノに思えるのだけど、この木はいつも咲くのが早い。 でも例年より遅れた気がする。雪のせいかな? 他の桜も、徐々に蕾がふくらんでいる様子。

          庭にオーニソガラムが咲いた。 芽が見当たらずに心配していたのだけど、いつの間にか元気に顔を出していた。 どうも一般的には伸びた茎の先に花がつくらしいのに、うちのは毎年地べたから直接咲きました!くらいに茎が短い。まあ元気ならいいか。 この清楚な花が、とても好きだなあ。

          庭にオーニソガラムが咲いた。 芽が見当たらずに心配していたのだけど、いつの間にか元気に顔を出していた。 どうも一般的には伸びた茎の先に花がつくらしいのに、うちのは毎年地べたから直接咲きました!くらいに茎が短い。まあ元気ならいいか。 この清楚な花が、とても好きだなあ。

          庭の花が咲いたよ。 前に書いた記事の答え合わせ、をひとつ。 https://note.com/jellyfish810/n/n744648d2c9ca 黄色のミニミニ水仙で合ってました。 春風に踊る少女たちのようだね。

          庭の花が咲いたよ。 前に書いた記事の答え合わせ、をひとつ。 https://note.com/jellyfish810/n/n744648d2c9ca 黄色のミニミニ水仙で合ってました。 春風に踊る少女たちのようだね。

          用事があって、氷雨の中をひとり歩いた。 寒いと心細くなるね。 家と家の隙間、細い路地に入り込んで膝を抱えてしまいたい。 やらなきゃいけないのに、できていないことばかり。一つひとつ片付けても、まだ足らない、あれもこれもやらなくちゃという思いに囚われる。

          用事があって、氷雨の中をひとり歩いた。 寒いと心細くなるね。 家と家の隙間、細い路地に入り込んで膝を抱えてしまいたい。 やらなきゃいけないのに、できていないことばかり。一つひとつ片付けても、まだ足らない、あれもこれもやらなくちゃという思いに囚われる。

          子どもたちと、地元の映画館へ。 今月末で閉館なので、最後に行こうねと約束していたのだ。 観たのは「劇場版SPY×FAMILY」 ハチャメチャだけど、大団円が約束されていて安心。 その後、近くのサーティワンでこれも約束していたアイスを食べた。 たまの贅沢、思い出になるといいな。

          子どもたちと、地元の映画館へ。 今月末で閉館なので、最後に行こうねと約束していたのだ。 観たのは「劇場版SPY×FAMILY」 ハチャメチャだけど、大団円が約束されていて安心。 その後、近くのサーティワンでこれも約束していたアイスを食べた。 たまの贅沢、思い出になるといいな。

          ぐうたらリスの庭づくり

          柿の木、薔薇の木、沈丁花。 あとは季節の草花がささやかに咲く、猫のひたいのような我が家の庭である。 ほぼほったらかし、雑草が幅を利かせているのだが、この間ささやかな抵抗(草むしり)をしていると、下から何やら見覚えのある芽が出てきた。 これは…チューリップ?あと水仙? そういえば、去年植えて花が咲いた球根、そのままにしていたのだった。 すっかり忘れて、何もケアをしていなかったのに、健気にも芽吹いてくれていたらしい。 気づいてみると、ここにも、あそこにも。 これはあれだ、冬ご

          ぐうたらリスの庭づくり