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MBA受験 準備・スケジュール

はじめまして、Lexiです。

世界的にもパンデミックによる規制緩和がはじまり、そろそろ海外留学を考えている人も多いかなと思い、留学(特にMBA)に関する記事を書いてみようと思います!

私は主に欧州のMBAの受験をし、Oxford Saïd Business Schoolで学位取得。

受験を通して、私も予め知っておきたかったなという内容をシリーズ化、厳選してお届けしたいと思っているので、今後の受験生のみなさまの一助になれば幸いです!

記念すべき第一回は、MBA受験のスケジュールとプロセス。意外と何から手をつけるべきかは、周りに同じような境遇の人がいないとなかなか見えてこないものかもしれません。
何にどれくらいの時間がかかりそうなのか、目安をご紹介します。

まず受験に必要な準備を一通り並べると

  1. TOEFL、IELTSなど英語の点数

  2. GMAT、GREなど共通テストのスコアメイク

  3. 留学のコンサルタントを見つける

  4. CV(1ページに収まる英語版履歴書)

  5. 推薦状

  6. 大学毎の出願エッセイ(志望理由書など)
    *学校によってはビデオエッセイ(志望動機などをレコーディングし、動画送付することを義務付けられるケースもあります)

  7. インタビューの練習


このうち受験生が圧倒的に時間を取られるのが、1と2のスコアメイク。その人の英語レベルによって全く準備期間が異なるけれど、英語が相応に得意な人たちでも殆どが少なくとも1の英語テストに2〜3ヶ月、2のGMAT・GREに3〜6ヶ月程かけている印象です。英語に不安があれば、倍くらいの時間を見ておきましょう。最初に厳しそうと思えば、思い切って塾に通うことも一つの手! →詳しくは後ほど

3のコンサルタントを見つけて契約しておくことは超重要。江戸義塾などが有名ですが、とにかく自分の作った書類などを丁寧に校閲してくれる人を最初に味方につけましょう!こうすることで、自然とMBAに関する情報も沢山入ってきます。

4のCV(履歴書)は1つテンプレートを準備してしまえばおしまい。おすすめは英語のスコアメイクをしているうちに、並行してやっておくこと。
履歴書はMBAを受験中、誰か(アドミッションや卒業生など)にファーストコンタクトを取ろうと思った時に、さっと自己紹介+アピールができちゃう優れものなので、早く作っておくと超便利。

5の推薦状は上司とか(時には大学の教授)にお願いしないといけないものなので、留学することを決めたら、まだどこに行くとか分からなくても頭出ししておくと◎。上司も忙しいので「内容は自分で書いてね」と言われることもあるので、その際には推薦状執筆の時間(数週間)確保も忘れずに!

6のエッセイは、MBA受験で間違いなく一番重要で、スコアメイクの次に時間がかかる作業。実際、学校側は本当に良く読んでいるなと何度も感じたので、絶対手は抜いちゃダメ。
何校出願するかによるけれど、コンサルタントの校閲を待ちながら何往復かして作り上げるのが普通なので、慣れるまで大体1校あたり2〜3週間程度は確保しましょう!
エッセイは学校毎に質問が違うのと、ある程度の時期にならないと、大学側がポータルに質問を載せてくれないので、出願が早い人は特に「どの学校にも通用する志望動機」をある程度固めておくことをお勧めします⭐️

7のインタビューは呼ばれるかどうかも分からないくらい、一番最後のフェーズなので、準備は6まで全部終わってからでOK。ここまでたどり着く人はすでに英語力も結構備わっているはずなので、膨大な時間をここに割く人は少数派かなと思います。


ここまでが全体感。
結構時間かかる作業です、仕事しながらだと尚更。。。
上のスケジュールをざっと最短コースで計算しても、出願までに1年弱くらいは要します。(ゆっくりスコアメイクに時間をかけるなら2年確保してもいいくらいです)

MBAの出願締め切りはいくつかラウンドがあり、
ラウンドワン(R1)締め切りは、授業が始まる前年の夏〜秋が殆ど。
そこからR2、R3締め切りが授業の始まる年の初めにかけて順次ありますが早めに出したほうが合格しやすいのは間違いなさそう。

例えば2023年9月から入学を志すなら、2022年9月にはR1の締め切りが来ちゃうので、逆算すると少なくとも2021年9月ごろから対策開始というイメージです。

もちろんスケジュールには個人差が出るので一概には言えませんが、一つの目安としてご参考になれば嬉しいです!

Ciao! 
Lexi

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