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自分で選んだ方が強いんじゃない?絆。

かぞくって形の多様化 事実婚

家族って多様化しているし、形にこだわらない人が増えてきた。
私たち夫婦が選択したのは、選択的夫婦別姓。
結婚する前、私はシングルマザー。子どもが二人。小さなボロボロの古民家に住んでいた。雨漏りは当たり前、子ども部屋はなく3人が同じ部屋で寝ていた。
夫は子どもたちが中学生になった時、
2人に子ども部屋を作ってあげたい。結婚しよう
と言って家を建ててくれた。

私たちが話し合いを重ねて選択したのが、夫婦別姓。事実婚という形。私たちの話し合いは、子ども達の姓の問題、相続、親の反対、子どもを作るかどうか。

私の思いは夫に伝えたけど・・
①夫の子どもを生みたい。
②夫の両親には挨拶に行って認めてもらい仲良くしたい。
夫が言った言葉は、私たち3人を気遣った言葉だった。

2人が一緒にいれば、形にこだわる必要がないよ。
もう子どもがいるし、もし俺たち2人の子どもができた時、今いる子どもたち2人から愛情が偏ってると思わせてしまうのが嫌だ。今目の前の娘と息子をしっかり育てあげて、その後2人でスローライフもいいんじゃない?

私はこんな考えをする人がいることを知らなかった。
きょとん。って感じ。面食らった私に夫は優しく抱きしめてくれて幸せになろうね。って。

他人同士が暮らすにはすり合わせの時間が大事

それから、4人暮らしが始まるんだけど上手くいかないことはもちろんあって、生活習慣がまるっきり違う人との暮らし。ましてや思春期2人。
子どもたちも不安定だから1年間はすり合わせの日々でした。私たち3人は1人に対して気を遣えばいいけど、夫は3人に気を遣うから本当に大変だったでしょう

万引き家族の安藤さくら

何度もぶつかって話し合いを繰り返すうちに4人の絆が強くなっていることを実感してる今。万引き家族を見て残った言葉。

自分で選んだ方が強いんじゃない?絆。

この言葉は夫が一緒になるときに言ってくれた言葉と同じくらいズシンと心に響いた。周りになんと言われようが、私たちは私たちの生きたいように生きていくこと。選択は自分でしていけばいいってこと。改めて実感した。

夫の選択に私はとても救われた。私の人生ね、180℃変わったんです。
夫に出会ってなかったら私生きてないかもしれない。

人の顔色を見ながら選択するんじゃなくて、自分に自信をもって選択をしていくのがいい。

終わりに
夫婦っていい。どうせ最後は一人だし、一人で生きてくと決めた人もシングルでがむしゃらに育児頑張ってる人も、パートナーに先立たれた人も、もう一度夫婦になる選択肢を頭に入れておくといいのに。余計なおせっかいで付け加えてみる。だって驚くほど、世界が変わるし。


#君のことばに救われた #夫がすき

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