1年半前ぐらいに、半年ほどLINEの配信をしていた時期がありました。

当時は週に2回ほど、自分と向き合うきっかけになればと思って配信していました。配信開始から2ヵ月でフォロワーさんは1500名を超え（すごい増加スピードでした）、配信を楽しみにしてくれる人が多いのは嬉しい一方で、1対1感が強いプラットフォームだからか、その配信に依存してしまう人もかなり多かった印象でした。

そういう方たちにとって、わたしの言葉はきっと「答え」になってしまっているような気がして、信頼ではなく妄信の矢印を向けられているような感覚。

ほかにも理由はあったのですが、それも大きな要因となって、LINEの配信はいったんストップしました。

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SNSに関しても、このnoteも、ブログも、直接お話するときもそうなんですが、わたしはまったくもって「答え」を伝えられるような人間ではないんです。

もちろんこの考え方は「じぶんジカン」も同じで、最近のインフルエンサーに多いやり方のように、信者を募りたいわけではないんです。

信頼と妄信は、似ているけれど違います。

ファンと信者も、似ているけれど違うと思っています。

ファンは、「これから」に期待してくれる人です。依存するのではなく、その人自身もひとりの人として独立している上で、これからを楽しみにしてくれている人だと思います。

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こんなことを書いたのは、最近「自分の悩みを解決してほしい」という旨の連絡をチラホラもらったから。

自分の発信の仕方も、きっとよくなかったんだろうなと反省しています。妄信させてしまうような、言葉になっていたのかもしれない。見直さないとな。

だから、まずはここで、ハッキリと。

「じぶんジカン」も、その中の人であるマツオカミキも、誰かの悩みを解決してあげる術は持っていません。

そうではなくて、わたしたちがやりたいのは「自分でその悩みと向き合うきっかけをつくること」です。

簡単で、インスタントな解決策は提示できません。

「自分と向き合う」という、一見やさしそうに見えて、ハードな道へとユーザーさんを導くやり方です…（笑）。それを理解して、使ってくれている人がたくさんいることも知っています。本当にありがたいことです…！

これからも、そうやって「じぶんジカン」を好きでいてくださる方々とともに、自分と向き合って未来を切り開きたいと思っている人とともに、これからを作っていきたい。そんなことを考えています。