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ガラリと暮らしを変える年

引っ越しが決まった。

人生で13回目の引っ越し。34歳という年齢から計算すると、2〜3年置きに住まいを変えていることになる。きっと前世は遊牧民で、その名残なのかもしれない。

次の住処は、静岡県伊東市。

35歳は人生のターニングポイントだと勝手に思っていたので、ついにその幕が開く。

いま暮らしている神奈川県の辻堂は、これまでで一番気に入っている街。どうしてもこの街に住みたいと思い、3年前に越してきた。だから正直、ここを離れることにだいぶ寂しさがある。

海街のゆるい雰囲気も、おしゃれなカフェが多いことも、行きつけの店も、景色がよくて広々とした住居も、東京からも近いので家族や友達が割と頻繁に遊びに来てくれることも、ぜんぶぜんぶ好き。綴ってるとどうしても寂しくなってしまうから、この辺にしておく。

それではどうして静岡県に移るのかといえば、暮らすには最高で大好きな辻堂も、お店を開くにあたってはそうじゃなかったから、という理由。自分がイメージする「じぶんジカンのお店」を開くには、もっと都心から離れた静かな、海も森もあるような、ちょっと人里離れたような場所が必要だった。

辻堂に後ろ髪を引かれながらも、次の住処である静岡県伊東市の伊豆高原にも、全力でわくわくしている。

なにせ、お店を開くのに理想的な環境なのだ。木々に囲まれ、遠くに海と山が見え、小鳥がさえずり、ノートを綴るのにぴったりな場所。地元の人いわく「この辺の人はのんびりしてるんですよ」とのこと。別荘地でもあるし、これだけそれぞれの土地が広ければ、そりゃあ心にもゆとりが生まれるよなあと納得してしまうぐらいの説得力がある。

伊豆高原ちかくの海
店舗となる場所、かわいい
店舗の庭にて

「ここにした理由、わかるなあ」と、きっと来てくれた人には感じてもらえると思う。もう駅を降りた瞬間から、気持ちがいいから。喧騒とは無縁の、ゆっくりとした時間の流れを取り戻せる場所。はやくみなさんにも来て欲しいので、こつこつと店づくりを進めていこう。

ということで、人生で13回目の引っ越し、頑張ります。


おわり

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