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強迫性障害 ♯6 運転

前回書いてからかなり間が空きましたね。
仕事もそこそここなし、そこそこ平穏な日々を過ごしてます。

仕事では一つ変化がありました。

運転の再開

実は強迫性障害になって精神薬を飲んでいたのですが、初めての精神薬で意識消失をしてしまった事がありました。子どもを自転車に乗せていた時だったので当時の事を思い起こすと未だに恐ろしいです。

その後、服薬を調整、状態を見て終了し、神経内科にて脳の状況を観察。
意識消失は精神薬によるものであり、脳波診断等は問題無し、となりました。

一応運転出来る立場にはなりましたが、まず「自分は運転して良い立場なのか」という強迫が襲いかかります。
神経内科、心療内科ともゴーサインが出ていましたが気持ち的にゴーサインが出ない。

ただ、職場の上司に「問題があるところがない」と言われて運転をする事に対して強迫が一つ無くなりました。

専門医に言われるより、身近な人の一言でイメージが変わることがあるんだなと感じました。
あ。専門医の方達も信用してます。
色んな人に意見を聞いて自分の都合の良い解釈に持っていくのも一つかもしれません笑

そして12月に入ってから運転を始めました。
とりあえずは他の職員を隣に乗せてですが、正直運転自体は身体もイメージも残ってるので思っていたよりスムーズです。

しかし、終わった後に振り返っての確認や、すれ違いの車が気になるなど、運転は強迫が多い行動だなと感じてます。


初日は運転が終わった後は下肢の怠さや吐き気が凄かったです。運転技術は問題なかったけど凄い疲れた。

今まで出来ていたことが出来なくなるのは正直なかなか辛い。

例えば、1人旅も今はなかなか難しいです。
昔は気の向くまま遠征していましたが(笑)、宿や、移動手段の確保、確認など、やる事が多く感じて気が滅入ります。
以前はスマホも無かったのに、適当に旅行していた自分が信じられません。

すなわち「調べる」行為自体が強迫性障害に繋がるので「学ぶ」事が難しいんですよね。

判らない事は自分で調べて(人に聞く事を含)仕事なり趣味に活かすタイプだと思っているので、調べる事が心理的に難しいのは自分の可能性の幅を狭めてしまうようでなかなか辛い。

ただ、ずっと出来ないという状況に自分を置いていても進みません。
強迫性障害になって、元の自分に完全に戻れるかは判りませんが、自分が生活しやすいようにはなりたいです。

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