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イスラエルを擁護できないという気持ちの話

イスラエルがハマスの攻撃を受けて、反撃して一週間強。
反撃に出た際にここぞとハマスの残酷行為と言うのを宣伝したりしてますが世はネット時代。
ハマス側、イスラム側の反論だって出てくるわけですしガザ地区といういわばゲットーじみた状況に追い込まれたパレスチナ人が圧政に対して立ち上がったという見方だってあるわけですよ。

さらに、市街地への空爆は戦後数十年における日本の平和教育の影響にある日本人には残酷行為でしかない訳なんですよね。
しかも1年前はロシアのキエフ攻撃や市街戦を野蛮と非難していた各種マスコミや西側政治家、共産党も批判していたんですから市街地で民間人を巻き込む攻撃は野蛮っていう意識の形成は出来てるわけです。

如何にハマスの蛮行を言おうと六日間でロシアが殺した子供の数を超えたとか聞けば多くがイスラエルの正義を疑うわけなんですよね。
しかもあの地域は歴史的に複雑です。
それに対してイスラエル寄りの意見をいう学者が「歴史的背景を考える必要は無い、今で見ないとテロリストの思惑に乗る」という戦争末期の大日本帝国軍上層部みたいな事を言い出したらそりゃあ胡散臭くもなります。

新聞もイスラエルよりだとそれこそ鬼畜米英レベルのことを言うわけですし、それ先の大戦でも率先してやったよね?って言う状況です。

加えて首脳級会談ではイスラエル側から人の形をした獣と戦ってるなんて出たら、それナチスがユダヤ人に対して言った事真似てるよねとなるし他者を人と見ないで暴力に行くってヒトラーの言い分肯定しちゃうの?ってなる面もあります。

憎しみの連鎖を作るなと言うていたマスコミ知識人がパレスチナ人絶滅に繋がるような事を批判もせずイスラエル正義を振り翳す上に過去のイギリスの場当たり海外政策のツケを払わせる事も考えないでいる状況、それだけでちょっとイスラエルを素直に擁護できる様な環境では無いと思うしテレビ知識人が今だけを言う私の言う事を信じなさいと言う様なカルト教祖かヤプールの罠みたいな事を言い、しかもこれまでは歴史的背景を考えて差別撤廃をと言っていたメディア、マスコミが異口同音に歴史的背景より今!みたいに言うのは、今まではタテマエでした!って言ってるわけなんですから、信用のできない部分が強くなってそりゃあ当たり前ってなるわけですけれどね。

かと言ってハマスが全面的に正しいなんて言う意見もそれはそれでダメでしょwってなるんですけれどね。

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