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2021夢日記  ナス料理と白い服  ji-jyo 11月28日


僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。

昨日の夢はあっちこっちいろんなことが絡み合い不思議な展開だった。

始まりはワゴン車に揺られどこかに連れ出されているところからだった。

僕は後部座席に座っていて、運転席には黒いスーツをきた男の執事のような人が乗っていた。そして僕の隣には見覚えのあるお婆さん、瀬戸内寂聴がちょこんと座っている。

『あなたね。今からスーパーに寄るからこれね。1万円で買えるだけナスを買ってきてちょうだい。』

そんなお遣いを頼まれ一人スーパーの中へ向かった。1万円分のナスっていったいどれくらいの量になるのか見当もつかない。そもそもそんなにナスばかり買って何に使うのだろう。そんな疑問を持ちながらスーパーの中に入ると想像以上に店内は大混雑の盛況振りだった。

ナスを買い物かごにたくさん詰めてレジに向かう。ところがレジ待ちの列はとんでもない人数だ。これは時間がかかりそうだ。少し気が滅入っていると、隣のセルフレジが何台か解放される。よし。セルフレジで済ませようと思い移動しようとすると、みんな考えることは同じで一気に人がなだれ込む。一足遅れた僕は結局どっちを選んでも同じくらい待たされることになってしまった。

『あなたずいぶんと遅かったわね。それじゃあ行くわよ。』

長すぎたレジ待ちをどうにか乗り越え車に戻ると瀬戸内寂聴にそう言われ車は再び走り出す。しばらくすると、

『ああ。ちょっと。帰りにほら。あそこ。えーと。何だっけ? ああそうそう。しまむらってところ寄ってくれるかしら。』

そんな会話の後、お目当てのしまむらで今度は自ら何かを大量に買ってきた。そして僕は大きな体育館に連れて来られた。

大きすぎる体育館の真ん中に1人用のテーブルと椅子。テーブルには真っ白なテーブルクロスが敷かれ、水の入ったきれいなワイングラスだけが置かれていた。

僕はそこに1人座らされ何かを待っていた。どうやらこれはおもてなしをされているようだけど、それにしてもこのだだっ広い空間の真ん中に1人と言うのはどうにも落ち着かない。それに何だか若干肌寒い。せっかく用意されている水も今は飲む気にはなれない。

少し寒さで体が震えてきたところにいい匂いと共に料理が運ばれて来た。
運んできたのは瀬戸内寂聴本人だった。

『最初の料理はナスのチーズ焼きよ。』

白いパンツ姿でずいぶんと若々しいファッションでの登場だ。これはさっきしまむらで買ってきたものなのだろうか。

とりあえず出された料理を平らげる。料理は普通においしい。食べ終わりしばらくするとまた次の料理が運ばれてくる。

『次はナスの揚げびたしよ。』

お次は白のワンピース姿での登場だ。これはいったい何なんだ? 白い服のファッションショー的なやつか? そしてナスからナスというこのメニュー構成。ひょっとしてこの後もナス料理と白いファッションショーが続いて行くのだろうか。そうかもしれない。でもさっきの料理の順番は何となく逆の方が良かったんじゃないか? などとどうでも良さそうなことを思ったあたりで今日は目が覚めた。

いやー変な夢だった。最近寒いしな。だからかな。夢の中でも肌寒かったのは。

さて、明日も夢日記を書いていこう。


【2021 10月夢日記 ~ji-jyo~】


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