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自分は”人気者”ではない。その事実を受け入れるのに1年かかった


SNSを見てて、「この人、色んな人に好かれてるやろうな」と感じる人は
やっぱり伸びやすい。

有益性ばかりを追い求めてるわけでもないのに常にフォロワーが続けてるような人。


ペルソナを決めて発信しよう!と、SNS始めるときには言われたりするけど

そんなことしなくてもなぜか人気な人は一定数いる。

「自分がやりたいことをやっていたら、いつの間にか周りが応援してくれてました」

みたいな。

ジャンプの主人公かよ、みたいな。


twitterはとくに140字という制限の中で自分を最大限に表現する必要があるので

とりわけそのセンスが光るSNSだな~と思う。


SNSの伸ばし方はある程度皆知ってるはず


もともとブログを始めてから、流れでtwitterに力を入れていた時期がある。

その時期のおかげで独立できたし、会社をたてることも出来た。

「SNS得意なんだね。」と言われてた時期でもある。

全然そんなことはなくてSNSが嫌になってしまうことも多々あるんだけど。


でも、数字を伸ばそうと思って伸ばすことはある程度誰でもできる。

そしてそれを本当は皆なんとなく分かってると思う。


何かひとつでも実績をつくるまでの流れを発信してハクをつける。

あとはフォロワーが求めている情報をウケやすいわかりやすい書き方で発信する。

無料で情報をもらえるなんて嬉しい!と思ってもらえるような書き方で。


その実績をつくるのが難しいし、流れを発信する方法も難しいんだけど

それがウケることは理解している人も多い。


今の自分を好きになってほしいという、傲慢な自分

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私自身も、ウケる投稿を意識してずっと発信してきたけど

最近、twitterに投稿する内容を(自分の中で)ガラッと変えた。


”ウケる”を一旦放棄した。

全く意識してないわけではないけど、自分が感じたことを中心に発信している。


そしたら、顕著にtwitterが伸びなくなった。


はじめは「なんで?!どうして!!」って思ったけど、よく考えたら当たり前で。

自分の考えに共感してくれる人なんて、現実世界でもあんまりいないのに

「SNSには多くいる」とどこかで傲慢な意識があったことに気づいた。


自分の感じたことを人に伝えて「すごく共感した!」って言われた経験、別にないな。

と、過去を振り返っても改めて思う。


ADHDでミスが多く遅刻も多い分、”人に嫌われないように”動くことは生きながら会得してきた。

でも、そこから先までは気が回らない。

人から”あなたの考えが好きよ!”といわれたこと、あったっけな。


それでも、今のスタイルはやめないけどね


「じゃあ発信内容を元に戻せばいいじゃん」って話なんだけどそれはしない。


”自分を軸に生きていく”ためには、自分を知ってもらって共感してもらうしかない。


漫画ワンピースの主人公ルフィが

「海賊王を目指すメリット」とか「この戦い方がオススメ!」とかずっと言ってたとしたら

「この漫画最高!!」とはならない。


ルフィがわがままに喜怒哀楽を表現しながらも夢に向かって頑張ってるのが最強に面白いわけで

そこに”有益性”は求められていない。


仕事をする上でも、「この人と仕事がしたい!」「この人の商品を買いたい!」と思えるのは

有益な情報を発信している人、ではない。


実は、この事実とちゃんと向き合うのに私は1年かかった。

SNSでの数字を追うばかりに、ついつい「いいこと」を言おうとしたり反応が気になったり。

もう一種のSNS病にかかったみたいな感じだったかも。(笑)


でも、独立して1ヶ月目から仕事をいただける立場になって、「人に自分自身を伝えるって本当に大事だ」と気づくことができた。

人に届けたい情報やサービスが明確化されたことで、改めて考えることができた。


たった1人でもいい。

たった1人でも、「共感した!頑張る!」って思ってくれたら嬉しい。

たった1人でも、「あなたのサービスを使って仕事が上手くいった!」と言ってくれたら嬉しい。


”嫌われない”ためではなく、たった1人に”徹底的に好かれる”ためにSNSを使っていく。

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