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Sansanが実施した「インボイス制度対応の実態調査」の結果を公表しました。

調査概要

調査期間:2024年1月17日~2024年1月18日
調査地域:全国
調査対象:請求書を取り扱う業務を担当する
     ビジネスパーソン1000名
     (経理部門700名、経理以外の部門300名)

※請求書を取り扱う業務とは、請求書の受け取り、振り分け、内容確認、支払い申請、支払い承認、経理部門への請求書提出、請求書の仕訳入力、支払いの実施、請求書の保管など

1/3の企業が制度対応に課題

2024年1月時点でのインボイス制度への対応状況を聞いた設問で「問題なく対応できている」と答えた人は66.4%と6割以上が対応できてはいるものの、33.6%が「課題が発生している」と回答しています。

1/3以上がインボイス制度開始から3ヵ月経っても課題を抱えていることが分かりました。

【2024年1月時点でのインボイス制度への対応状況】

問題なく対応できている … 66.4%
課題が発生している ……… 33.6%

経理一人当たり月8.5時間の業務増

課題が発生していると答えた人に、制度対応に伴う業務増加時間を聞いたところ、なんと一人あたり月平均で経理は8.5時間、非経理は9.0時間も業務時間が増えていることが分かりました。

経理・非経理、どちらも驚きの数字ですが、非経理の方が請求書業務に不慣れな分、混乱が続いているのではないかと推測されます。

また、作業時間が増えた項目について経理担当者に聞いたところ1位は「適格請求書の要件を満たすかどうかの確認」で64.8%でした。

【インボイス制度対応で作業時間が増えた項目】

適格請求書かどうかの確認 ……… 64.8%
不備があった場合の修正対応 …… 63.4%
社内での制度説明や修正依頼 …… 49.5%
取引先への説明や修正依頼 ……… 31.3%
システム改修の不具合への対応 … 27.6%

後半では、インボイス制度への取り組みについてご紹介します!

※後編に続きます。


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インボイス制度にも対応済みです。

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~後編~

順調な中小企業は、外部に相談

インボイス制度への対応が順調だと回答した人に、行った取り組みを聞いたところ、一番多かったのは「従業員へのインボイス制度に関する説明・周知」で36.3%でした。

次に多かったのは、「経理業務のデジタル化」の35.3%で、外部サービスを利用している企業が多いようです。

従業員数が100名以下の企業に限定すると、取り組みの1位は「顧問税理士など外部に相談」でした。

規模が大きくなると外部のシステムを導入するケースが多いですが、規模が小さい企業では顧問税理士に委託することが多いようです。

【従業員数100名以下 対応が順調な企業の取り組み】

1位 顧問税理士など外部に相談
2位 従業員への説明・周知
3位 経理業務のデジタル化

デジタル化のメリット

インボイス制度を機に経理業務のデジタル化をした企業にメリットを最も感じた事は何か聞いたところ、1位は「請求書の検索や管理がしやすくなり生産性が向上した」と「紙の用紙代や印刷代などのコストが減った」でともに14.1%でした。

【経理業務のデジタル化で最もメリットを感じたこと】

請求書を探しやすくなり生産性向上 …… 14.1%
紙や印刷代などコストが減った ………… 14.1%
郵送や開封作業が減り業務効率化 ……… 13.0%
人的ミスが減り正確性が向上 …………… 12.3%
テレワークなど働き方が柔軟になった … 12.0%

事務SOL(ジムソル)のWeb帳票是非ご利用ください

対応が順調な企業は経理業務のデジタル化をしていることが分かる調査結果でした。

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最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。

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by事務SOLマン


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