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こういうヒトがいるといいなと思うとなぜかそういうヒトがむこうからあらわれる


はじめに

 このところいつも思う。これって偶然? なにかやろうとするとそれにもっともふさわしいヒトがそばにあらわれる。そしてしごとやそのほかのできごとがスムーズにとんとん拍子ですすんでしまう。

ここ8年ぐらい、1度や2度ではない。そんなたびたびあるのだろうか。

きょうはそんな話。


よくありがちな…

 ここ7,8年のあいだ。新たになにかやろうと思ったり、やりはじめたりしたとき。そのたびにふしぎだなと思う。じんわりくる。たとえば8年ほど前。

やさいをつくり、量がたくさんとれて自家消費ではどうしようもなくこれは売ったほうがいいと販売所などに出向きはじめた。こうした場所の多くはその団体にまず所属して、さまざまな許可や確認があってはじめて参加できる。

そうなるとたとえばじぶんでくすりを使わずに、手しごとだけでつくっていると案内のひとつをやさいにつけて売ろうとしてもできない。法律などのさだめもきびしい。

だからというわけではないがどんよりと息苦しさを感じ、それをストレスに思うようになった。これじゃストレスと過労でからだをおかしくした前職とあまり変わらない。もっと食べていただく方にそのままを伝えられないかと売り先をさがしはじめた。

その矢先

 そんなふうに思いはじめてネットで検索してみた。まあ、そんな売り場とかまずないだろうなあと思いつつ。すると…それっぽいところを見つけた。いくつか候補がでてきた。個人でなさっている販売所をわりと近くでみつけられた。

ネットの写真をみるかぎりご自宅の一部を店舗として利用されている。そのお店の前の一角には栽培されているのかいくつかの野菜やハーブなどが植えられている。

これはたずねてみようと連絡をとり、手もとにあったやさいをたずさえ訪問させていただく。ほぼ飛びこみにもかかわらず話を聞いてくださり、しばらく試験的にわたしの販売スペースを確保してくださるとのこと。販売を委託するので、その手数料の交渉もスムーズにできた。

ご理解の度合いが違った。そのうちこの地域の方々に売れやすいやさいの種類とか、おたがいに興味のある野菜を栽培してみて売ってみようとか話がひろがる。そしてその縁でイベントにいっしょに参加。おなじブースの一角でやさいを売るおてつだい。ここでさらに新たなつながりができた。

わたしがやさいの栽培とともに学習サポートを主宰していることを聞き、ぜひそちらに参加させたい生徒が知り合いにいるので紹介しますねと、お世話していただけた。そして離れているはずの生徒どうしが…。これからさき、話にきりがない。

ヒトがつながっていく

 こうしてさらにヒトがヒトをよび、どんどん連なっていく。この8年ほどのあいだにわたしがおつきあいしている方々の多くはそこからはじまった。

じつにさまざまな方がいらっしゃる。おなじ市内に住みながらそれまでなんのつながりもなかった方々ばかり。それがこんどはわたしの仲介でそれ以前にわたしとつながっていた方々へと新たにつながりつつある。

これにはおどろいた。「市内には人口が100人ほどしかいないのかも。」とわたしがつぶやくと、聞いていらしたそのうちのおひとりが微笑まれた。「わたしもよくそう思うよ。」と。

おわりに

 ぐうぜんだけでない。わたしが気づいていないところで、おつきあいできている方々がそれぞれ根まわしやご足労いただけた結果が大きいと思う。

それにくわえてわたしがよくうごいたのかもしれない。

それらの縁でヒトがヒトをよぶ「よい循環」ができあがったのかも。

ほんとうにふしぎ。


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