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いがいと海藻とこざかなは意識しないと摂りにくいもの


はじめに

 食事は自炊。減タンパク質・減塩食を医師から食事療法としてくすりと同様につよく指導されて四半世紀。いま口にするものはほとんどつくる。どうやら生きながらえてこれた。その際に意識して摂るいくつかの食品。このうちふたつについて。

あくまでもこれからひとりぐらしにもどるわが身のためのふりかえりメモ。他人様におしうりするつもりは毛頭ない。

きょうはそんな話。

だしをとる

 ふだんの食べものの素材をいつもメモをみながら買う。前日までにメモしておかないとすぐに冷蔵庫ややさい置き場に何がどれだけあるか、わたしの頭のメモリは超揮発性らしくまったく把握できない。家にあるのこりもののようすを見ながらメモする。

とくに気にかけているのが海藻類とこざかな。この両者はからだを維持するうえで欠かせない栄養素としてのミネラルをふくむ。おおげさでなく水のつぎにだいじなものかもしれない。

いりこいり

 やっぱりだしをとるときにつかいやすいかな。たとえばいりこ。これは本来はだしをとったあとはとりだすものかもしれないが、だしをとったあともそのままで。いりこははやめに水にいれておく。理想的には前の晩にいれて冷蔵庫へ。大きさにもよるがほんの2,3尾ほどでしっかりだしがでる。いそぐときでも最短でも15分。

品質のいいいりこをえらんで買い、開封後は冷蔵庫に密封できる容器にストックする。あたまやわたの部分をとらない。そのまままるごといれる。数がすくないのでにがみを感じたことはない。

だしをとったあとのいりこはそのまま具材のひとつに。やわらかくておいしい。骨もいっしょなので無機物もとれる。こうしたタンパク質を小松菜などをいっしょに具にすると、より栄養ゆたかになる。

あとはしらすぼしや干しエビなどのこざかな。これらはけっこういろいろな料理のなかでつかえて重宝する。しかも味や風味がよくなる。

さらにくわえると

 上に記した汁ものを中心に海藻をいれる。たいてい乾燥わかめ、きざんだこんぶ、あおさのり、ひじきなど。クラムチャウダーやクリームスープなど洋風のスープのときには、べつにのりなどを摂る。

ちょうど緑黄色やさいで料理のいろどりをよくして栄養のバランスをよくするのと同様に、海藻の「黒」の要素をそこへくわえたい。それにはからだの維持に必要なミネラルが豊富にふくまれている。腸内細菌のはたらきをたすける作用もあるといわれる。

「黒」の要素をわすれないようにのりなどは食卓の目のつくところに置いている。やはり足りないなと思うときにすかさずたべられるように。目のまえにあるとやはり手をだしやすい。

節約はだいじだが

 このところの値上げで節約をもう一段たかめている。そんな状況下でも海藻とこざかなについては別格のあつかい。欠かせない栄養のもとなので躊躇せずに買う。おそらくごはんだけになってもさいごまで切りすてないで温存するつもり。

おなじ節約でもメリハリをつけて、ポイントをおさえないとかなめの栄養が欠けてしまうとなんにもならない。からだに負担のかかる節約は本末転倒。

おわりに

 食料の買いだしはつねに海藻とこざかなのストックをつねにあたまのすみにいれる。意識してないとわすれやすい。

これらが欠けるようではほかの栄養素もおそらくあやうい。なにごともバランス。これはヒトにつたえるつもりでなく、あくまでもわが身へ「しっかりしろ」という自戒をこめて記したつもり。

(タイトル写真は、梅雨末期のめまぐるしくかたちを変える雲のようす)

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