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はたけで収穫したやさいをていねいにあらい、やさいいためにして食べる


はじめに

 4年まえまでたんたんとやっていた作業と、その際につくってたべていた料理についての備忘録。

ずっとこんな生活がつづくものとあたりまえのように行なっていた当時のある日の日記から。

きょうはそんな話。

(タイトル写真はこれから熟すまるかじり用のポンテローザトマト)

はたけでの収穫

 きのうは収穫物が多かった。やさいをわき水であらうのに1時間あまりかかった。この集落では湧き水を各家にひいて使っている。このあとふきとりかわかしたあとふくろづめとラベル貼り。販売のぶんにほとんどの時間をついやす。自家用は申し訳程度にさらっとあらうだけでそのあたりにころがす。

こうして自宅の敷地までもちこんだうえであらえるので重宝している。さむい日はほんのすこだけ水道水よりもあたたか。それでいちばんさむくなるこの時期でも時間をかけてたんねんにあらえる。

あらうのに集中していると、いつのまにかいくつものたけカゴに山盛りのやさいたち。じつにみずみずしい。

ただちに料理

 はたけで見る収穫物はさほど大きさや量を感じないもの。それが家に運んでこうしてあらい終わると、さすがに大きさを感じる。鮮度がいいうちに食べていかないと、はたけの残りの作物たちの生長は待ってくれない。わが家の消費量を上まわりそうならそのあしで、しかるべきところにやさいを配ってまわる。

さて、あらいおわったやさいをたっぷりつかってやさいいためをつくる。材料はしいたけ、チンゲン菜、ニンジン、ニンニク、ねぎ、白菜、山東菜、もやし、干しエビ、豚バラ肉。もやし、バラ肉、干しエビ以外はすべてじぶんでつくったもの。

さきほどまではたけにはえていたものばかり。あらったやさいをてきとうな食べやすい大きさに切る。あたらしいにんじんはよく香る。香気成分をふくむ油分があらい水に見えるほど。

調理していく

 中華スープに片栗粉をまぜて水と酒で溶いたものを準備しておく。中華なべに油をひいて強火で熱し、ニンニクをきざんんでいれて油に香りを移す。

火のとおりにくい材料から鍋にいれていく。強火のまま熱し、やわらかい材料までいれて8割がた火がはいったところで、さきほどの水溶き片栗粉をくわえ中火にして、とろみが透明になったらできあがり。あっというまにできあがる。

中華鍋いっぱいにできたので昼食と夕食で食べた。とても野菜たっぷり摂れた。ここにめんをくわえて、やさいタンメンにするとさらにおいしい。

おわりに

 こうした生活を何年もつづけていた。からだをうごかし、さいわいにしてやさいが収穫できれば販売できないものでもたっぷりやさいを食べられる。

じつに健康的で鮮度のいいものがほとんどだが、多めにつくって販売してもたいしたお金にはならない。どのへんでバランスをとるかがむずかしいところ。


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