大学卒業後すぐに就職なんて嫌だった
本来だったら、大学卒業してから一年間ぐらいあちこち旅行したり思いのままに過ごしたいと内心では思っていたんだが金銭事情と社会的風潮がそれを許してくれない。
小中高大と休みなく勉強し続けて進学しろ!
大学を卒業したら社会に出て休みなく働くんだ!定年まで!
直接誰かがそう言ってくるわけじゃないが、無言の圧力がこの日本という社会には存在する。特に皆と同じ行動を取っていたほうが安心するから自分の本心から外れていたとしてもそういう同調した行動を取る。
ろくに定職にも就かずフラフラと遊んで暮らす。
そういった遊び人にオイラはなりたかったんだ!
こんな真っ黒な奴隷スーツを着させられて大してやりたくもない仕事を一日中こなすような生き方をしたかったわけじゃない。
私がいつも言っている社畜ワールドは余暇時間を全く許容しない。
その空白期間は何をしていましたか?
社畜市場では必ず聞かれてしまう質問。
他人が楽しているのが許せないんだと思う。本当はそれが羨ましくて皆やりたいはずなんだけど、なぜか自分が損してでも他人を苦しめたり蹴落とすのが習慣化されてしまっている。
新卒採用を逃せば就職活動はどんどん不利になっていく。
きっと考える時間を与えたくないんだと思う。
今日は残業したから頭が回らなくて疲れた。
こういう風に仕事に追われながら毎日生活するのが嫌だから就職したくなかった。明日から4月になる。
新しくて新鮮な社畜達が労働市場(奴隷市場)に出荷される。
新卒社員を観察していると何も知らない羊たちが右往左往しているような光景にしか見えない。放牧されていて主人があっちにいけ!小屋に入れ!という合図を出したら一斉に同じ方向に向かう家畜のようだ。
そんなことをしていたら豊かになれるはずがない。
誰かに時間を買われて飼いならされるとはそういうこと。
自分がどんなに成果を出そうとも給料分しか貰えない。サラリーマンとはそういう職業なのだ。
大学卒業してすぐに社畜になるのではなく皆もっと柔軟で色んな選択肢を取れる人が増えればいいのにと思ってる。でも、奨学金借りてるとか周りの友人、知人、家族、恋人から就職して働けと言う圧力がかかってしまうからなかなか難しいという現実問題がある。
不本意ながらも就職して働くことになる新社会人。
就職せざるを得ないのは仕方ない。
だったら、せめて周りの言いなりにならないように資産形成をしたり、貯蓄に励もう。自由を得るためにはお金が必要。
お金は自分の身を守ってくれる鎧であり防具。
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