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#30 MEGUMIさんの記事から考える問題

皆さんこんばんは!
金沢から帰ってきましたが、金沢はとても素敵な街で、魅力が溢れていましたので、また番外編で金沢旅行について書きたいなぁと思っています。

で、話はこの間つぶやきでつぶやいたMEGUMIさんの記事についての見解を書きたいなと思います。
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この記事を見て色々と思うところがあったので書きたいと思います。

簡単に記事の要約をすると、MEGUMIさんが芸能の世界だけならず、社会全体に対して問題意識を抱いたというお話なのですが、その問題意識というのが、『日本の女性の自己肯定感の低さ』というものでした。

1.女性俳優が年を重ねるとなぜ出演機会が減るのか?

2.女性が男性を立てるものと刷り込まれてきた日本独自の強固な考え方。

3.男性社会の中、意見をするのすら異端扱いされたりするムードがあり、さらに一度子供を産んで『家』というものに入ると、社会との繋がりが薄くなり漠然とした不安に襲われる女性もいる。

4.出産や育児でキャリアが中断すると、再び元の仕事に戻るのが難しくなる。そして子育てに置いて社会の支援やサポートが圧倒的に足りていない。

5.子供を産んだ女性はママタレントとしてカテゴライズされ、いきなり『ママ』の目線ばかり向けられるようになる。

主にこのような内容が書かれていたと思いますが、、、
本当にMEGUMIさんの言っていることは的を射ているんですよね。

1に関しては本当にこういう現象が目立ってましたよね。韓国映画とかだと、アラフィフの女性が主演を演じたりするのが当然のごとくあり、最近では4年前~3年前『愛の不時着』でソン・イェジンさんは僕の1つ上のお姉さんですが、当時37歳で主演を演じていました。

日本ではイメージですが若い女の女優さんが主人公の作品が多い気はします。それに歳を重ねると出演そのものが少なくなるっていうのは、本当にそうだなと思います。

2に関しては恐らく、小さい頃からの教えというものに詰まっているのではないかと感じます。

親からの教育、小中高の先生からの教育、社会の風潮そのものが、日頃からそういう刷り込みを行っているなと思います。

女性は25歳までに結婚しないと賞味期限切れみたいなことは一昔前まで当たり前に世の中に流れていたし、今でも30歳過ぎたら売れ残り的な言われ方をされたりするのを聞きます。

じゃあなんで男は歳とってもいいの?って話ですよね。日本企業の会社役員も男の人の方が多い。男は稼いで、女はそれを待つ。とか考え方がもう破綻していると思うんですよね。

そもそも、今の社会構造、デフレが進み物価はどんどん上がっているのに、賃金は雀の涙程しか上がっていかず、実質賃金は大幅に下がっています。
それなのに男が稼ぎ、女が家にいるなんて構造成り立つわけないし、、、

逆に女の人も働いて夫婦共働きでもギリギリの生活なのに、主な家事はやっぱり女性の仕事というのも、どこかおかしいとは思います。

3で家に入ると社会的繋がりが薄くなると言うのもまた事実だと思うし、男が家事をやって女が稼ぐというパターンも僕はありだと思うし、少なくても家事は多く受け持たないと、子供を産んでからの女性への負担が大きすぎます。

男性は仕事という逃げ場がある人もいるけど、常に逃げ場のない女性は精神をすり減らしていますし、キャリアも再形成しなければならない人も多いので、人間関係を再構築するのにも時間が必要です。

そして4でそういう状況で小さい頃は子供をずっと見なきゃいけないのに、サポートがあまりに足りていないし、正直出産前から、未だに親や周りのサポートが当たり前だと思って対応している行政もいますし、保育園も産まれる前に見学へ行き、決めないといけない状況とかもあったり、、、

明らかに子供を産んで育てていくというハードルが高く設定されている気がしてなりません。

親も頼れる親戚もいなくて、お金もギリギリの状況で子供が出来てしまった場合どうすれば良いのか?とある意味それを考えると、子供を産むことや、結婚すること、さらに言えば付き合うことも考えれない若者も増えているんじゃないかと思います。

さらには子供を産んだ女性は『ママ』として急にカテゴライズされるのは正直しんどいと思います。ママだからこうしなきゃいけないとか、ママだから子育て以外のことは本気でできないとか、、、

本当に今の日本の社会では色々と子供を産み育てていく過程で、厳しい社会であるし、変な常識だったりモラルがあるから、個人として生きにくくなるというのは事実だと思います。

そんな世界で、女性に矢印を向け、女性がよし頑張ろうと思える活動をしたい!と考え頑張っているMEGUMIさんの姿には心が打たれるものがあります。

キレイはこれでつくれますという最近出した著書では、女性だけならず、男性も影響されるくらいの本で、僕も読破しました笑

今回金沢旅行の際にMEGUMIさんプロデュースのカフェたもんにも行きました。
自然と地消地産に拘っており、石川県の米粉を使ったパンケーキと、店内の雰囲気はMEGUMIさんの拘りを感じさせるような素敵な空間でした。


カフェたもんのお店前


カフェたもんと私


ふっわふっわの米粉パンケーキ

MEGUMIさんのインタビューの言葉でとても印象深いものが

『歳を重ねると選択肢が狭まって、ちょっとずつ不安を抱えたりあきらめたりせざるを得ない現実を、たくさん経験したし、見てきました。だけど、若い世代のためにも、それはもう断ち切りたい。もっと年を重ねても輝けて、いろんな境遇にある人が活躍できる社会であってほしいし、私もそこに少しでも貢献していけたらと思います。』

という言葉で、本当にこれはみんなが心に刻まなければいけない言葉じゃないかなと思います。

女性ほど大きくはないにしろ、男性も歳を重ねて選択肢が狭まったように思えるケースって少なくないと思います。

味が出ると言う人もいますが、男も現実問題、若い方が良いという風潮は変わらない事実であるし、恋愛市場とかでも女性ほどではないにしろ、男性も35歳以上は結婚していることが当然の刷り込みだったりで、それ以上は売れ残りやら、事実出会いのチャンスとかも圧倒的に少なくなるのは事実でしょう。

仕事もそうで、35歳過ぎて全く新しい職へ、、、というのは正社員として年齢で足きりされるという傾向は高い。

つまり男性社会と言われる社会ですら、男性も歳をとると圧倒的に生きにくさを感じることがある。

女性ならなおさらのことであり、この部分をしっかりと心に受け止めながら生活できるかどうか、お互いを尊重し合えるかどうか、そういう社会と戦えるかどうか、本当にこれからの時代を良くできるかどうかは、今を生きる全員に与えられた大きな課題だと思います。

僕はジセおじ活動しながら、そういうマインドもしっかりと鍛え上げていきたいと思います。誰もがワクワクできる世の中にできるようにひとりひとり考えていけたら最高ですね!

以上、少し話は色々飛びましたが、MEGUMIさんの記事を読んだジセおじを目指すGAMIの見解でした。

最後まで読んでいただきありがとうございます!!

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