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「進学校=ガリ勉ばかり」は嘘という話

こんにちは、自称迷探偵です。

先日、このようなツイートが流れてきました。

僕自身底辺校に通った経験がなく(まあ高校は基本一校しか通えませんからね笑)、最初は正直驚いたんですよね。むしろそこそこの進学校に通っていた身ですし。

しかし高校時代の経験を振り返ってみると、どこか納得してしまったんですよね。というのも、進学校には「運動出来ない人」っていうのがあまりおらず、運動出来る人の方が多かったのです。むしろ僕みたいなのが例外?中学時代の同級生で進学校に行った人も何だかんだ運動は出来ていた人が多かったですし。引用リツイートにおいても、進学校の話を出している方が多く見受けられました。

今回は僕の過去の経験や周囲の人の話を振り返ってみて、なぜ「出来る人は何でも出来、出来ない人は何も出来ない」という現象が起こるのか、考えてみたいと思います。

僕の中学時代と高校時代を比べて

先程「進学校は運動出来る人が多い」と偉そうに話していましたが、僕自身は大の運動音痴でした(苦笑)。それこそ、体力テストでは下から数えた方が圧倒的に早いというレベルで。中学のときは運動音痴仲間が複数いたので、ちょくちょくつるんでいました。

それでも勉強はそれなりに出来ましたし、音楽についても幼少期にピアノを習ったり、カラオケで90点台を叩き出したりしていました。「勉強だけは出来るな」系の嫌味を言われることもしばしば(苦笑)

そんなこんなで高校に入学します。勉強熱心な校風だというのもあり、正直入った頃は「ガリ勉ばっかやろw」と思っていました。

しかし現実は違いました。体力テストで好成績を残したり、中学時代はスポーツの大会に出ていたりする人が多くいました。むしろ中学の頃よりも目立った運動音痴はいなかったです。これは私にとっては衝撃的でしたね。正直運動音痴っぷりがより目立ったという…。

このような経験をしたので、「底辺高校には運動音痴が多い」「反対に進学校には何でもできる人が多い」みたいな言説には、根拠がないとはいえ妙に納得してしまうんですよね。

今振り返ってみると、中学時代の同級生で進学校に入った人は、皆運動神経がよかったです。公立なら内申点にも多少反映されるでしょうし(僕が悪すぎたというのもあるかもですが苦笑)。反対に運動音痴仲間で進学校に入ったという人はあまりいなかったような気がします。

進学校に通っていた方の話

インターネット上で進学校出身の方と交流する機会がありましたが、進学校にはいわゆる「ガリ勉」っぽい人種は少なく、むしろ運動や芸術といった方面に優れている方が多かったとほとんどの方がおっしゃっていました。クラスに生徒会長経験者が複数人おり、他にも部活の部長や学級委員などの経験者がほとんどだったというケースもあるみたいです。

中学と高校の体力テストのデータを比較していた方もいらっしゃいました。その方によると中学(公立)の頃の方が運動音痴が十人以上いたのに対し、反対に進学校に行くと体力テストで低い成績を取っている人が一人しかいなかったとのことです。

加えて、進学校内においても運動音痴っぽい感じの人の方が成績が芳しくなかったことがあったようです。高校で落ちこぼれた僕にとっては、耳が痛い(苦笑)

この現象を起こす要因

では、なぜこのような現象が起きてしまうのでしょうか?理由は大きく三つあると考えます。

一つは親の力です。塾や習い事に通うには資金が不可欠です。才能とかも遺伝するものですし。

あとは先程も少し触れましたが、公立の場合は内申点も深くかかわっていると考えられます。しかし、私の高校は私立だったので、内申点はあまり関係ないでしょうね。

そして最後、これが一番大きいのではないかと思うのですが、その人のポテンシャルがどのくらいあるか、ですかね。勉強である程度成果を出すには、粘り強さと頭の良さ、少なくともどちらかは必要です。そしてこれらの要素はスポーツなどで結果を残すのにも求められるものです。こういった要因からこのような現象が起こるのではないでしょうか。

長々と書きましたが、「運動出来ない人は勉強も出来ない」と主張するつもりはありません。むしろ僕自身は中学時代、「勉強だけは出来る」系の嫌味を言われた人間ですし。根拠といってもインターネット上で伺った話と自分自身の経験だけですからね。

ただ、以前流れてきたツイートを機に、自分が進学校に入って感じたギャップの一つを共有したいと思うようになりました。進学校はガリ勉ばかりじゃない、むしろ色んなことが出来る人が多いということを知ってほしいと思い、執筆しました。

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