見出し画像

はじめてのパワポ資料作成【第5回】パワポの格言集

経営・ビジネスに格言があるように・・・

コンサル業界にお決まりのような専門用語があるのと同じように・・・

資料作成の際にも、多くの社会人が知っている格言があります。

本日は、大げさに言えば「格言」「定石」・・・すごく簡単にいえば「だれでも使える資料作成のコツ」を3つご紹介します。

格言①:1スライド1メッセージ

かなり定番の格言です。少しパワポや資料作成をしたことがある人なら、聞いたことがあるのではないでしょうか。1枚のスライドに色々な内容、メッセージ、コンテンツを詰め込めこまず、必ず1ページに一つの内容・メッセージにしましょう。

意識していないと、人間いいかげんなもので、すぐに1スライドの中に複数のコンテンツを詰め込んだり、内容がずれてしまいます。
1スライド1メッセージにきちんとなっているか確認するには、スライドヘッダーのタイトルと中身を常にチェックして、整合性があるか確認してみると、すぐに気づくことができます。

参考:ダイヤモンド・オンライン/一流のプレゼン資料は、「1枚のスライド」で「1つのこと」しか伝えない

格言②:マジックナンバー3

ビジネス資料作成において、箇条書きや羅列をするシーンは非常に多いです。〈例〉この商品の特徴、導入メリット、課題のまとめ・・・etc

こんな時は3つに絞るのがおすすめです。多すぎても読まれませんし、2つや1つだと説明が不足していて、逆に不安になります。相手の記憶に残り、説明にも過不足がないそのちょうどよい数字が「マジックナンバー3」です。

何かまとめるるときは、常に3つにまとめるように意識してみましょう。

参考:GLOBIS知見録/「3の法則――マジックナンバー3に注意せよ!」

参考:過去記事の箇条書きスライドの作成方法はこちら


格言③:Zの法則

視線の流れに関する法則です。スライドを構成するときは常に左上から右下へ(Z型)行くように構成しましょう。このように構成すると、視線の流れにそって、自然に内容が頭に入りやすくなります。

例えば、第2回「デザインの4原則」で使ったスライドもこんな流れになっています。

Zの視線の流れを意識

逆にZの視線の流れを意識せずに作成しまうとこうなります(かなり極端な例ですが・・・)

視線の流れを無視した例

実はこれ文章内容も写真も全く変更していません。あくまで視線の流れだけをめちゃくちゃにした例ですが、すごく読みにくいですね(笑)

このように、常に視線を意識してスライドを作成しましょう。

参考:World Mart Group/「視線を意識したサイト作り |「Zの法則」「Fの法則」とは」

まとめ

デザインはよく"センス"と言われてますが、決してそんなことはありません。数学のようなガチガチの数式はありませんが、きちんと体系立てした理論・法則があり、心理・統計的な根拠もあります。

これらの法則を使いこなすことで、デザインもレベルアップしていきます。

以上です。

次回はプレゼン資料の「文字数の決まり」です。よく文章・文字だらけになってしまう方に必見です。

<本日の内容>星2つ★★☆☆☆                              「資料作成をはじめてみよう!」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?