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海老入りコンキリエ、ミャンマー風鯛のカレー、バナナとキャッサバのケーキの日。

早朝羽田に向かい、第二ターミナルの国際線乗り場から久々のロンドン便に搭乗。ロシアとウクライナの戦争が続く中で飛行時間は十五時間に延長され、ただでさえ長いフライトが、子供の頃の学校の授業のように永遠に長く感じる。午前の便に乗ったこともあって結局眠れず、着陸の三時間前にようやくうとうとしてきたと思ったらCAのお姉さんに「おはようございます!」と起こされる。運ばれて来た着陸前の機内食を前に重い瞼をなんとか持ち上げながら、ミンチにされた海老とそのままの姿の海老が入った海老尽くしのコンキリエをフォークで当てずっぽうに刺して口に運ぶ。

着陸後、荷物を受け取ってからヒースローエクスプレスでパディントン駅まで行き、そこからタクシーに乗って東ロンドンエリアのホテルに移動しチェックインを済ませる。このエリアはアジア系の飲食店や古着店などが多くとても過ごし易い。ロンドンブリッジを渡ればマーケットも徒歩圏内なので、朝の散歩にも最適だ。荷解きをしてすぐに街を散策しに歩き、クラフトビールのお店でビールを一杯だけ飲んで、Shorditchのミャンマー料理店へ。すでに九割方埋まっている店内の真ん中にあるカウンター席に通され、白ワインを飲みながら料理を注文。普段通っている高田馬場界隈のミャンマー料理店とは雰囲気も料理の感じも全然違うけど、どちらにせよキリッとした辛さが心地良い。カレーリーフの風味が香ばしいフライドチキンと、鯛ののカレー、ココナッツライス、そしてデザートにはマンゴーソルベとパイナップルのママレードが乗ったバナナとキャッサバのケーキを食べる。食べている間はテンションが上がっていて平気だったけど、日本時間で言えばもう早朝。お腹いっぱいになって急激に眠気が襲って来た。ここで眠ってはいけないと、食後にミャンマー産のコーヒーを飲んでなんとか持ち堪える。

ホテルに戻り、バスタブにお湯を溜めて軽くお風呂に入り、ストレッチをしながら時計が23:00を指すのを待って、ようやく就寝。ベッドが柔らかめで寝られるか心配だったけど、全くの杞憂に終わる。

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