簡易BCPマニュアルを策定しました
昨日、私が所属する商工会青年部で、簡易BCPマニュアルを策定してきました。
ご存知の人もいるかと思いますので、以下BCPとはなんぞや?です。
つまり何かしらの原因で事業が継続できなくなった時に、企業としてどう動くのかを決定するものです。
細かくは忘れましたが、県の青年部会で「県内の青年部会員さんは簡易版BCPをみんなで策定しよう」となったとのこと。
そこで全体会(月一の会議)に参加した会員全員で、策定した次第です。
私は自宅兼事務所の一人経営者ですので、正直なところ「家族の防災方針でええんかな?」と軽く考えていました。
実際、避難場所は目の前にあるし、従業員もいないのでBCP策定の意義を見出せずにいたのは事実です。
しかし、いざやってみると……これ難しい。
先に引用した中小企業庁の文言でも触れていましたが、企業・事業として被害をどう食い止めるのかと事業復旧の2つを同時に見ないといけないわけです。
今回策定したのは簡易版と呼ばれるA3用紙1枚ものですが、これですら難しさを感じました。
在宅であれ何であれ、ビジネスをしていることに変わりはありません。
向こうには取引先や委託先、仕入先の存在があるわけです。
我々の仕事においても同様で、これらの相手に対し、どのように動くのかを明確に示せた方がいいよなと改めて感じました。
単純な避難計画ではなく、緊急時における計画ですので、難しくて当たり前ですけどね。
従業員さんを抱えていればさらに難しくなるだろうなと、個人的には思いました。
大阪府さんが、わかりやすい動画解説と簡易版BCPシートを公開されていたので共有しておきます。
時間にして30分ほどで出来上がると思いますので、個人的には改めて緊急時の事業継続の意義を考える点もかねて策定しておくことをおすすめします。
簡易版ですのでざっくりした内容になりますが、弊社はしっかりとしたものを策定しようかと考え中です。
感染症やテロなど、自然災害以外のことも加味して考える分時間もかかりますが、BCP策定は「事業者の責任」だと思って時間を作りたいと思います。
みなさんもぜひ作ってみてください。簡易版つくるだけでも意識が変わります。
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