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つばきの花園〜いのちの恩人〜


“ 私たちが暮らす 
この好奇心をそそる世界は、
便利である以上に 
不思議なもの。

有益である以上に 
美しいもの。

消費されるよりも 
称賛され喜ばれるもの。

物事の順序は いささか逆転されてしかるべきです。
第7日目が、額に汗して生活の資(しつ)を稼ぐ労働の日であり、
他の6日間は愛情と魂とからなる安息の日々であるべきです。

この広い花園を歩き、
自然の穏やかな力と
荘厳なもろもろの啓示を 
深く感受するために。”
(ヘンリー・D・ソロー「現代の商業精神」より)

ことしも逢えたよ🥺 だいすきな桃色つばきさん。



満開☺️♡







葉っぱ、つやつや♡



この朝は凍っていたからでしょう。
午後に入ってもまだ肌寒い林床で、きれいに開いたまま落ちていた椿ちゃん。



ぼうしのかざりに😊
と思ったら、すぐに取れた😂


椿は木のなかでも、特に思い入れのある木です。

おさないころ、家の横にちいさな空き地があり、そこはわたしの遊び場のひとつでした。何年か経ったあと、その空き地には家が建つことになり、コンクリートでほとんどの地面が埋められることになりました。たぶん、鳥が種を落としたのでしょう、そのちいさな空き地には、ちいさな椿の木が育っていました。わたしの幼馴染です(笑)。父と母は、そのちいさな椿の木をひきとり、うちのちいさな裏庭に植えました。

台所横の裏庭なので、日当たりはあまりよくありません。それでもその椿の木はぐんぐん育ち、今や屋根と同じくらいの大きさになりました。たくさんの鳥たちが遊びにくるので、朝の台所は鳥の歌声がにぎやかです(うるさいくらい、、、笑)。お花が咲く冬の季節には、メジロたちがお花に顔をつっこみ、たのしそうに花粉を食べる姿も見られます。そんな朝は、思わず頬がゆるみます。




そして真冬の大雪の山のなか、わたしは一輪の椿のお花に助けられたことがあります。その美しい赤い椿のお花の姿は、今もわたしの胸のなかにあざやかにのこっていて、いまでも優しく心を照らしてくれています。


幼馴染の椿さん♡


美人☺️✨


ことしも咲きほこる椿の花園を歩きながら、ソローの言葉が胸にわきあがります。


椿たちはただ純粋に、今年もめいっぱい美しいお花を咲かせ、光のなかで輝いています。


つばき、だいすき☺️♡





【おまけ】

ことし一番に芽吹いたのは、バラたち!

この子は去年拾ったローズヒップから出てきた子(品種わからず。笑)
お花がたのしみすぎる🥺♡
もうすでに茎にはちっちゃなトゲトゲがついていて、かなりたくましい☺️✨


そして、大好きなハマナスさんも!ち〜っちゃな顔を出してくれました。

ハマナスは毎年失敗していて(本葉3枚目くらいから枯れてしまう😂)、、、浜辺が好きな子だから、今回は海の砂を混ぜて去年の秋に種をまきました。


ハコベ、ネモフィラ、何らかのイネ科さんたちに見守られながらお目覚め😁


あの信じられなくらい!太くてトゲトゲした枝からは想像つかないくらい、本当に!ちっちゃなちっちゃな新芽。


元気にそだちますように🥺🙏✨