じゆうな木

ひとつひとつ、のんびり、じゆうに、たのしみながら、地球のうつくしさをうたいたい🌈

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マガジン

  • ひらりきらり!まばゆい蝶たち

    出逢った蝶についての写真や詩、エッセイなど。

  • 言の葉〜ひと〜

    ひと、木、風景、、、いままで出逢った忘れられない瞬間。その「いのち」が運んできてくれたものを言葉で紡いでいます。

  • ときめくひととき〜写真とちいさなことば〜

    こころときめいた瞬間の写真と、そのとき感じたことを短いことばで添えています。育てているお庭の植物や虫たちがたくさん出てきます。

  • そら!

    みあげた空、胸がいっぱいになった瞬間の写真たち。

  • oh my babies!

    種から育てた木やお花たちの記録

最近の記事

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うつくしい詩(うた)に出逢うとき

ことばは ひびきあい  細胞の ひとつひとつを ふるわせていく うつくしい詩(うた)に 出逢うとき こころからの 純粋なことばに 出逢うとき 夜空を駆ける 流れ星のように ひかりがさっと あらわれて 暗闇を 切り裂いていく その流れ星は こころの奥の扉をひらき とめどなく あふれてくる 愛に満ちた 旋律(メロディー) やわらかな ひかりたちが。 森をあるくようになって 4年目のことでした。 植物たちの果てない魅力に、わたしはどんどんぐいぐいひきこまれ、いつしか庭をつく

    • ほうせきよりもかがやいて

      おおきな おおきな 流れのなかの ちいさな かわいい いのち ひとつぶ ことしも あおむしが チョウになって いっすんの まよいもなく  とびこんでいった この おおきな 流れのなかに ひろい この せかいのなかで きらめく いとおしい きみの いのち  やわらかい 砂浜は おひさまの愛にくるまれて まばゆい こうだいな おおうなばらに たゆたう きみは ひかりのなかで おおきな おおきな 流れに とけた ひろい この せかいのなかで きみのかがやき

      • あお かろやかに いつのひも

        おひさまは あおを すくいあげ そらと うみを あんでいきます みんなみんな のびやかに  すっかり しぜんと まあるくなって ぜんしん すっぽり くるまれたよ この ふるさとの あおのなかに やさしいあお すみずみまで しみわたり ひとつのおもいが わきあがります あぁ このあおと いつもともにあったのだと とおくとおく はなれていたひも ひとりぼっちだと かんじていたひも うずくまっていた そんなひも このあおは いつもともにあったのだと とんびは かぜと

        • 春のいぶき、うずまいて

          春のいぶき うずまいて あまい香り くるくるおどる パセリのよこに ねそべって みあげた空には おつきさま あおのひかり ほほえんで かけぬけるよ この春を  ひかりは風と たわむれて 野の花 ふんわり ほほをそめた。 ちいさな畑ガーデン、4年目の春。 こぼれ種で育っているパセリの横に寝そべって、みあげた空。 ちいさな畑ガーデン4年目の春。 すこしずつ変化していく、そだっていく、ちいさな野原。 かわいくて、たまらない♡ 【おまけ】 今年からはじまっ

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        うつくしい詩(うた)に出逢うとき

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        • 言の葉〜ひと〜
          26本
        • ひらりきらり!まばゆい蝶たち
          33本
        • そら!
          44本
        • ときめくひととき〜写真とちいさなことば〜
          111本
        • 言の葉〜ちいさな庭で〜
          100本
        • oh my babies!
          16本

        記事

          ゆすらうめ〜きみの笑顔がお花にとけて〜

          2023年3月20日。 いただいた種から育てていた「ゆすらうめ」が、生まれて初めてのお花を咲かせました。 ゆすらうめの種を贈ってくださったのは美月さん(仮名)。 彼女と出逢ったのは4年ほど前、わたしがまだ信州で働いていたころでした。美月さんが来園されたとき、 「あれ? どこかでお逢いしたかな、、、」 なんとなくお顔と雰囲気が気になって来園カードをよくみると、「香川」の表記が。そのとき、ちいさな島でのヨガ教室の光景がパッと頭に浮かびました。冬休みに香川へ戻ったとき、ち

          ゆすらうめ〜きみの笑顔がお花にとけて〜

          ひとみのなかに そらをうつして

          ひとみのなかに そらをうつして そらとぶ とんびと まじわった あたしの はんぶん あなたに とけて ちいさなもりの うたがきこえる なつかしいかぜ かおりをのせて ひびきわたるよ かの地のいのり はるかかなたの やさしいうた すぐ そばにも ながれているの あたしもここで かなでている あなたとともに うたっている こもれびは かの地の あおをのせて ひかりの音 葉っぱとあそび ことばは すべて 音色にとける じかんも きょりも とろけあい ひか

          ひとみのなかに そらをうつして

          つばきの花園〜いのちの恩人〜

          “ 私たちが暮らす  この好奇心をそそる世界は、 便利である以上に  不思議なもの。 有益である以上に  美しいもの。 消費されるよりも  称賛され喜ばれるもの。 物事の順序は いささか逆転されてしかるべきです。 第7日目が、額に汗して生活の資(しつ)を稼ぐ労働の日であり、 他の6日間は愛情と魂とからなる安息の日々であるべきです。 この広い花園を歩き、 自然の穏やかな力と 荘厳なもろもろの啓示を  深く感受するために。” (ヘンリー・D・ソロー「現代の商業精神」より)

          つばきの花園〜いのちの恩人〜

          土のお手当とヨガ〜大地の再生vol.2〜

          「土に、いいも悪いもありません」 これは自然環境の根本的な再生のために活動されている、NPO法人地球守代表の高田さんの言葉です。 先月、大福院さんでの大地の再生ワークショップに参加しました。 風の草刈りをし、水はけが悪くてぬかるんだ、ずっと放置されたままの畑に水脈をとおしていきました。 水も空気も滞ってしまって動かない場所はとくにぬかるみ、グライ層(酸欠状態の土)と呼ばれる土(有機ガスが発生している)になっていました。色もにおいも少しぎょっとしてしまう、そんな状態の土

          土のお手当とヨガ〜大地の再生vol.2〜

          そよそよきらきら あまいランプ

          かぜにのって あまいかおりが やってきました。 ふらふらと あしをむけた そのさきには、、、 ロウバイたちが さきほこる やさしい らくえん。 じゅんすいな ひかりを ともして あまい ランプが ひかっています あっというまに するすると むねのなかの ごちゃごちゃは ほどけていきます とけていきます きらびやかな いしょうを まとわなくとも とくべつな なにかを たべなくとも だれになにを いわれようとも だれからも みむき されなくとも ロウバイ

          そよそよきらきら あまいランプ

          “ミギ”、しあわせなクジラ、そしてヨガ

          神経解剖学者として脳の研究をされているジル先生が、自身が脳卒中を体験するなかで気づいたこと。 “私の魂はクジラのように自由にとび しずかな幸福の海を すべるように進みました 天国を、わたしは天国をみつけたのです…” バンコクで働いていたころのことです。とにかく忙しくて毎日仕事に追われていたころ、友人に勧められてわたしは初めてヨガ教室に参加しました。 仕事終わりの疲れはてた体を引きずって、私はその日の最後のクラスに、なんとか滑り込みました。ヨガ教室では最後に「シャバーサナ

          “ミギ”、しあわせなクジラ、そしてヨガ

          それぞれのあゆむみちに

          おひさまは ほほえんで 大気はゆるみ、空がかがやきます。 冬至をこえてあたらしい年がめぐり、少しずつ日も長くなってきました。香川はあたたかな年始で、まわりの雰囲気も明るく感じる1月。 「睦月(むつき)」、まさに「むつまじい」そんな月。こんなぴったりの言葉をつくったむかしのひとの感性に豊かな気持ちがわきあがります。 久しぶりに出逢う友、大切な家族との時間、いつも心にある恩師たち、同じ志をもつ仲間たち、なかなか逢えないけれどいつも想っている遠くに住む大好きなともだち、、、

          それぞれのあゆむみちに

          紅い星々、さんさんと

          ちいさな天使を 胸にいだいて だいすきな森へ むかいました。 そらも だいちも ほしが かがやき とうめいな あおいひかりが すべてを つつんでいました。 帰り道にみつけた、ちいさな子。 この日は、ちいさなちいさな、生まれたての赤ちゃんにあってきた日でした。 かわいくて、うれしくて、とうとくて、、、 やさしいきもちがあふれます。 大切な友とちいさな赤ん坊のしあわせを、森の木たちもいっしょに祝福し、ねがっているようでした。 森をかけぬける美しいひかりは、さ

          紅い星々、さんさんと

          やまぶきいろをだきしめて

          かえりみち おもわず車を わきにとめて やまぶきいろの  ひかりのなかを あるいたよ。 ススキたちのように、 「イネ科」のみなさんほど地味なお花はないかもしれません。 しかしイネ科のみなさんほど、お日さまのひかりをあますところなくその花のなかに凝縮できる草もまた、ないように感じます。 朝夕のひかりのなか、ススキたちのお花は「ひかり」そのものです。 そしてススキたちは、そのひかりを放ちます。 風と自由にたわむれて、たのしそうに、うれしそうに、元気にひかりを放ちま

          やまぶきいろをだきしめて

          ぽちゃん、きらきら〜おさかなの返事と秋の花々〜

          お月さまが大きく満ち欠けをした、11月の満月のよく朝。 秋桜たちは さんざめき、 海辺は月あかりの余韻(よいん)を残していました。 水面(みなも)は しんじられないくらい なめらかで すべらかで まるで絹の布を かけているようです さざなみは まあるい 波紋をえがき 砂浜を ていねいに なでていました そのやさしい波紋のなかに わたしのこころも とろけていって 呼吸は さざなみと 手をとりあい ひろがっていきます ながれていきます どこまでも どこまでも。。。 す

          ぽちゃん、きらきら〜おさかなの返事と秋の花々〜

          てんじくぼたん と でんでん虫

          すみきった空に おひさまがのぼり からだじゅうが あたたまります。 ぬくぬく ほかほか (じゆうな木)「あぁなんてかわいいわたげさん🥺♡」 (わたげ)「あさ、だいすき✨」 こころのなかも あっという間に ほぐされて また一度、 まっさらになるよ この晴れやかな  秋空のように。 あついあつい今年の夏に、1輪だけ咲いてくれた、ちいさな赤いダリアさん。 秋に入り、あたらしいお花をほころばせています。 そんなかわいい秋咲きダリアさんにやってきたのが、、、

          てんじくぼたん と でんでん虫

          好きこそものの上手なれ〜土佐の風〜

          空気のなかにやさしい香りを感じます。 今年も金木犀があちらこちらで二度咲きをしています。 外を歩くたびに出逢う香りに、心も体もほんとうに和みます。 (じゆうな木)「ことしも2回、咲いてくれるのね🥺」 (金木犀)「にかい、がんばる♡✨」 秋晴れのある日、土佐へ出かけました。 讃岐からは、四国山脈を越えて土佐に入ります。讃岐にいると、ちいさなお山ばかりであまり雄大な自然を感じることがありません。しかし、少し車を走らせると存外、山深く、四国も自然豊かな土地なんだなと改めて

          好きこそものの上手なれ〜土佐の風〜