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"CLUB Marketing"素敵な時間の過ごし方

今回は私たちのマーケティング事業の一つでもある「クラブマーケティング」についてご紹介します。
取り組みを始めたのは2010年頃。スマートフォンの発売されTwitterやFacebookなどのSNSが一気に広がった時代です。InstagramやYouTubeはまだ登場していませんでしたが、個人の興味軸がSNSによって繋がり、顕在化し始めた頃でした。

私たちは「素敵な時間の過ごし方」をキーワードとして、次々とクラブを立ち上げ、それぞれのクラブに興味あるメンバーとWEBサイトやSNSでの情報発信を軸に、イベントや出版活動を行ってきました。

例えば、ハワイに魅了された人たちの日常の中に、アロハの風を届ける活動を行う「ハワイ・ライフスタイル・クラブ」や、自分の健康を自分で守るセルフメディケーションの実践学習を行う「セルフドクタークラブ」、固有の文化が育まれた島の暮らしに着目し、新たなライフスタイルを発信する「島ぐらし研究会」など、40年以上「生活者」を注視してきた私たちらしく、ちょっぴり日常を豊かにするような着眼からクラブのコンセプトを創り、それぞれ活動しています。

他にも、野菜とハーブを丁寧に育て食す「キッチンガーデニスト・クラブ」、ファッション好きと独自の視点や考えを持つクリエイターを繋げてきた「ファッションクリエイターズクラブ」「絵本」「ランニング」「ゴルフ」「女性の働き方」、、、など今まで沢山の視座を持って取り組んできました。現在、休憩中のクラブや、活動を終えたクラブも多くありますが、そこで出会った方々とは今でも別の活動を行っていたり、他の事業にご協力頂いたりと、「好き」が繋がった時の素敵な広がりを実感しています。

現在、よく耳にするようになった「ファン・マーケティング」と近いところも多いこの活動ですが、生活者と広い接点を生み出し、新しいマーケットの創造にチャレンジしてきた日々は、別のクライアントなどからそのマーケティングについてのアドバイスを求められる状況にもなってきています。

そんな中、私自身が主体的に取り組んでいるのが、「江戸」の美意識と暮らす粋な毎日。を提案する「江戸美学研究会」です。
チャキチャキの江戸っ子の一代目が立ち上げ、会員と多くの学びの場を共にした二代目の後を継いで私で三代目。
次回は、江戸美学研究会の活動の紹介と共に、活動13年目の今年に感じていることを綴れればと思います。

広重/江戸高名会亭尽 浅草雷門前

文:臼井 範俊
江戸美学研究会 主宰(三代目)
Designer/Producer
Japan Life Design Systems
Life Design Creative Strategy

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