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“JLDS”のコンセプトと価値

初めまして、 “Japan Life Design Systems” です。 我が社は表記すると長いので、4つの単語の頭文字をとり “JLDS”と表記させていただきます。 私たちは「マーケティングコンサル会社」として企業のマーケティング活動を一貫してサポートし、プロモーションや広告制作に力を注いでいます。 私たちは「ライフデザインカンパニー」ただし、単なるマーケティングコンサル会社ではありません。 上段にもう一つ大きな傘があり、正確に言えば「ライフデザインカンパニー」。

    • 谷口正和が未来に残した数々のビジョン

      『谷口正和 回顧展』11/10・11・12と『谷口正和回顧展』を開催しました。谷口会長の若い頃の作品から思考ノート、プライベートな写真まで・・・! 公開を許可していただいたことに感謝します。 そしてキレイに保存されていることに驚きも感じつつ、残っていることにありがたみを感じました。 この三日間で訪れた方々、懐かしい顔触れが本当に揃いました。そして、改めて会長の思いや人柄に触れることができ、特別な時間となりました。ご足労いただきありがとうございました。 谷口正和とはさて谷口正

      • Half & Half Revolution~ 2分の1革命~

        今回紹介する本は、2020年、まさにコロナのパンデミックが宣言され、日本も世界に追従するように日々増加するコロナ感染者に怯え、ある意味パニックに陥ったように自粛をしていた時期に出版した「2分の1革命」だ。 コロナという危機を、むしろチャンスと捉え、これを機に、古い慣習や常識に疑いの目を向けて、無駄を排除して「すべてを半分にする」という革命を起こそうという提案だ。新しく生まれた残りの半分の余白、お金や時間を使って、未来に対して自己投資をするために、ハーフタイム・ハーフコストを

        • 谷口正和 新刊 「擬態社会」

          擬態する社会の先にあるもの。 今回は、10月出版予定の谷口正和 最新刊を紹介しようと思う。      タイトルは『擬態社会』。『擬態』は、生物学用語で「周囲に紛れ込みながら生き延びる」ということだ。僕たちは、時代の要請に合わせて変わらなければならない、と知りつつも、組織も、自分自身も、なかなか変われないといろんな場面で痛感している。そのことによって時には不安になったり、悲観的になったりもしてしまう。でも、それでもなんとか変わっていかなければならないと意識して、自覚して、敢え

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        “JLDS”のコンセプトと価値

          【JLDSコンサル】 ザ・ホテル東山[後編]

          前回は京都・東山に7月7日にオープンした「ザ・ホテル東山」のコンセプトワークについてご紹介させていただきました。 運営しているのは株式会社東急ホテルズ。 ちなみに堀川にある「京都東急ホテル」も同社のホテルです。 〈ザ・ホテル東山 / WEBサイト〉 インバウンド需要を期待して計画されたホテルでしたが、コロナによって方向性を変更することを余儀なくされた中、「深まる旅の入口」というホテルの役割を明確にし というコンセプトワードを生み出しところまでが前回の話でした。 (

          【JLDSコンサル】 ザ・ホテル東山[後編]

          【JLDSコンサル】 ザ・ホテル東山[前編]

          当社はマーケティングコンサルタント会社として、企業のさまざまな相談に乗り、サポートさせていただいております。 ここ最近の事例ですと、東急ホテルズが運営する「ザ・ホテル東山」があります。 〈ザ・ホテル東山 / WEBサイト〉 2022年7月7日、京都・東山にオープンしたホテル。 私たちは、昨年の暮れからオープンまでの期間、コンセプト立案と差別化戦略の立案を担当いたしました。 「いやいや、オープンまで半年しかないのに、コンセプトが無いなんてあり得ない」と思う方もいらっし

          【JLDSコンサル】 ザ・ホテル東山[前編]

          「江戸」の美意識と暮らす粋な毎日。   

          以前、私たちJLDSが取り組むマーケティング事業の一つでもある「クラブマーケティング」について触れましたが、今回は、私が主体的に取り組んでいる「江戸美学研究会」についてお伝えします。 さて「江戸時代」と聞くとどのようなイメージがありますでしょうか?かなり昔の感じもしますが、その時代が終焉したのはわずか150年ほど前の事です。この時代は2世紀半を超えて「江戸」という一つの器の中で、文化を成熟させ続けた奇跡の時間です。 こんな260年余りもの長い間、泰平の世が続いた時はこの他

          「江戸」の美意識と暮らす粋な毎日。   

          移住。そして見えてきた、地方都市に住むということ。

          新潟市のまちづくり流れつくように新潟市に住んでからこの2年、新潟市のまちづくりの活動が活発だなと思うこと。そして市民の皆さんはまちづくりに積極的なこと。進みはどうあれ、とにかく見守るだけではなく行動があることに驚きました。 渋谷に住んでいた頃は、仕事のことで頭いっぱいで『ワーカーホリック』という言葉がしっくりくるくらい、狂ったように働いていました。仕事が面白くて、デザインが面白くて仕方がなかった。 (この業界、終わりがないので没頭してしまう) なので自分目線での視点より、

          移住。そして見えてきた、地方都市に住むということ。

          【コロナで変わった人生。】       週7で渋谷を飲み歩いていた私が、新潟へ移住した訳。

          まさに私の転機はコロナ。生活がガラッとかわりました。産休前のリモートから出産、育休、復帰への軌跡を少し紹介します。 産休に入る直前の決断2020年3月末、東京が都市封鎖と騒がれ、前代未聞の事態に 国民が不安で揺れ動いていたころ、ちょうど私は妊娠8ヶ月。 産休へと準備を進めていました。 もう半月待てば産休に入るタイミングでの、都市封鎖の噂。 県をまたがる移動の制限。半月で状況が変わりそうな状態でした。 初めての出産を控えていましたが、つわりもなく順調に進んでいた妊婦生活

          【コロナで変わった人生。】       週7で渋谷を飲み歩いていた私が、新潟へ移住した訳。

          "CLUB Marketing"素敵な時間の過ごし方

          今回は私たちのマーケティング事業の一つでもある「クラブマーケティング」についてご紹介します。 取り組みを始めたのは2010年頃。スマートフォンの発売されTwitterやFacebookなどのSNSが一気に広がった時代です。InstagramやYouTubeはまだ登場していませんでしたが、個人の興味軸がSNSによって繋がり、顕在化し始めた頃でした。 私たちは「素敵な時間の過ごし方」をキーワードとして、次々とクラブを立ち上げ、それぞれのクラブに興味あるメンバーとWEBサイトやS

          "CLUB Marketing"素敵な時間の過ごし方

          ”考える”ということ_その2

          皆さん、こんにちは。 カフェ時間を大切にするマーケッター です。 今回は、前回の記事「”考える”ということ」の続きとなります。 我が社、JLDSのマーケティング活動における基盤として大切にしている ”考える”という思考活動をご紹介していきたいと思います。 編集的・構造的な読み方で情報収集&仮説構築 前回の”考えるフロー”ステップ2でご紹介した”情報を編集的に、構造的に読む”ことについて、もう少し触れさせてください。 我々は日々、主体的・受動的に関わらず、ものすごい量の情

          ”考える”ということ_その2

          ”考える”ということ

          カフェ時間を大切にするマーケッターです。 突然ですが、皆さんは”マーケティング”ってなんだと思いますか? ネットで検索すれば、それなりの定義はわかったように思えるのですが、 様々な専門用語が飛び交い、流行りの理論が紹介されたりと、どこか捉えづらくフワッとしたイメージをお持ちではないでしょうか? そこで今回と次回の2回にわたって、我々、ジャパンライフデザインシステムズ(略称:JLDS)のマーケティングプランナーが日々行なっている業務紹介を通じてマーケティング理解を図ってみたい

          ”考える”ということ

          エディターの仕事について

          私は会社でエディターという肩書で仕事をしています。もともとはコピーライターとして働いていて、途中でより広く世の中を編集していくんだ、ということでエディターという職種に代わりました。 以前の記事でお話したように、基本はチームで課題解決を行います。その中で、私自身がエディターとして醍醐味だと思う仕事内容をご紹介させてください。 1.コンセプトワードを考える 色んな課題を解決する観点・考え方であるコンセプトは非常に大事で、チームを、クライアントを、時に顧客を同じ方向に示す指針

          エディターの仕事について

          リモートワーク、私のお気に入り

          うちの会社ジャパンライフデザインシステムズでは、リモートワークを3年以上前から取り入れています。「これからの時代は、場所にしばられず、自由に仕事をする時代だ!」という社長の意向で導入の準備を進めていたので、おうち時間が余儀なくされたコロナ渦でも、在宅作業へとスムーズに移行できました。 皆さんそれぞれ自宅での働き方があるかと思いますが、今回は私のリモートワークで欠かせないお気に入りアイテムをご紹介させてください。 オーダーメイドのテーブルで気分高めて。 私はデスクでなくテ

          リモートワーク、私のお気に入り

          3職種のチームで課題解決へ。

          今回は、うちの会社「ジャパンライフデザインシステムズ/クリエイティブ ストラテジー」での、職種と仕事の進め方についてご紹介します。 基本「プランナー」「エディター(ライター)」「デザイナー」の3職種でチームを組んで、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。 私たちのミッションは1つ!社会や生活者の課題、クライアントの悩みや相談事を解決すること。そのために、3職種が動きます。 マーケット動向や顧客調査をしながら、解決のゴールを設定した上でプランナーが企画を立て、エディター

          3職種のチームで課題解決へ。

          あなたが変われば、世界が変わる

          社会の力、個人の力を引き出すための エンパワーメント・プログラム 今回は、谷口正和の書籍の中から、昨年出版された『エンパワーメント・プログラム』を紹介しようと思う。 本のサブタイトルである「あなたが変われば、世界が変わる」という言葉にあなたはどんな気持ちになるだろう。 「まさか。そんなことはない、一人の力ではこの世界は変わらない」と思う人、あるいは「そうかもしれない。他人の批判ばかりしていないで、まず自分が変わらなきゃ」と思う人。あなたはどちらだろうか。 僕は、正直に

          あなたが変われば、世界が変わる