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パリ散歩 - 2022.08 (その3)

パリ3日目、最終日です。
今日はオルセー美術館を観た後、帰路に着きます。
昨日の疲れが残っている上に寝不足ですが、ラストスパート。
少々、足を引きずり気味です。日頃の運動不足が悔やまれます(苦笑

ノートルダム寺院

ホテルで朝食を済ませ、チェックアウトしてカバンを車に放り込む。
身軽になって、セーヌ川のほとりに立つ。

「ここからの景色も見納めかぁ」

ふと、気になっていた工事中の教会が目に入る。
これからオルセー美術館まで1.8km歩く予定だから、あまり余計なことはしたくない。だけど、

「あれがなんだか、確かめておかないと!」

という気持ちに押されてサンミシェル橋を渡り、美術館とは反対方向へ400m進む。

「あれ? 観光客の一団が写真撮ってる??? 何? なに?」

修復工事中のノートルダム寺院でした。

これって、誰かに導かれたのかな。不思議な気分です。


セーヌ川のほとり

朝の強烈な光を帯びた街並みと、人影のない歩道。
商業的な喧騒が排除された空間を、ゆっくり進みます。


オルセー美術館

開館15分前に到着しました。ちょうどいい感じです。

列はツアー客用、予約客用、飛び込み客用に分かれています。ルーブル美術館と違って、飛び込み客用の入り口は継続的にオープンしている様です。ツアー客が来ると、予約客より優先して入場できるようです。

エントランスゲート横の彫刻、『六大陸』1878年
1900年のパリ万博に合わせて、鉄道駅兼ホテルとして開業した建物を改装しました。
アーチ型の屋根が、ヨーロッパの駅の雰囲気を残しています。


『晩鐘』、『落穂拾い』 / ジャン=フランソワ・ミレー

世界の名画が、そこここに掛っていて驚かされます

『笛を吹く少年』 / エドゥアール・マネ

『笛を吹く少年』 / エドゥアール・マネ

2014年に東京新美術館で開催された『オルセー美術館展印象派の誕生 ―描くことの自由―』のフライヤーで、「世界一有名な少年、来日」と紹介された『笛を吹く少年 / エドゥアール・マネ』。
このときは東京出張のあと延泊して、わざわざ列に並んだ記憶があります。

それが、、、ふと入った展示室に、普通に掛けられていてびっくり。
このあとも、この調子が続きます。


『都会のダンス』、『田舎のダンス』/ ルノワール

なるほど、このように並べて見るのか!


『日傘の女(右向き)』『日傘の女(左向き)』 / クロード・モネ

これいいなぁ
観覧者も絵になる

 『ムーア人の踊り』『ムーランルージュでのダンス』/ ロートレック

色褪せないオシャレ感 その1
色褪せないオシャレ感 その2

大好きな印象画でお腹いっぱいです。

気付いたら、足を多少引きずりながらも2時間弱、堪能してました。
ルーブルより建物は小振りだけど、印象画ファンにとってみたら、とても濃い内容です。機会があればまた是非訪れてみたいと思いました。


おまけ - エッフェル塔

冒頭の写真は、オルセー美術館の窓から見えたエッフェル塔。
エッフェル塔へは、体力が切れてしまって行けませんでした。
でも、その姿を観られただけで、今回は満足です。


おまけ - フランスツアー最終日のランチ

帰路のサービスエリアにて
左の皿のチーズも美味かったけど、右のケーキも良かった。

フランス人は食にうるさいから、きっとファストフードのマク●ナルドや、コーヒーチェーン店のス●バなんかないかもなぁと勝手に思い込んでたら、高速道路のサービスエリアには普通にありました。私がフランスに対して勝手に抱いていたハードルが、少し下がりました(笑


ここまで読んでいただいて、有難うございました。


追伸;有難うございます。嬉しいです!


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