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社会に出て10年経って何が身についたのか



新卒で就職してから、まるっと10年が経過しました。
早い。。。
14卒から、いまでは25卒の採用を担う立場にいるとは当時思いもよりませんでした。
今日は、私自身のキャリアについて棚卸と振り返りです。

主な職歴(業種)

  • 2014年:ローカルテレビ局入社(新卒)

  • 2017年:外資系金融機関(転職1)

  • 2018年:大手住宅メーカー(転職2)

  • 2019年:人材派遣会社(転職3)

  • 2020年:外国人特化人材紹介会社(出向)

  • 2021年:人材派遣会社(出向終了)←今ココ

多いですね(笑)
10年で5社、5回所属が変わっています。通常ではありえません。
アンビリーバボー。
ちなみに、新卒で入社した会社は3年5か月、現職と出向先を併せて5年と、ようやく現職のキャリアが一番長くなりました。
ではこの10年でどんな経験を積んできたのでしょうか。

主な経歴(職務)

  • 法人営業(テレビ広告5か月、生命保険8か月、人材派遣・人材紹介5年)

  • 個人営業(生命保険8か月、住宅11か月)

  • キャリアアドバイザー(5年)

  • 経営企画(人材1年6ヵ月)

  • 営業企画(人材1年6ヵ月)

  • 新規事業立ち上げ(マスコミ2年)

  • 記者(マスコミ1年)

  • 動画編集(マスコミ1年)

  • 人事(人材1年6ヵ月)

いろいろやってきました。散らかっていますが、自分なりにはこれらの経験はひとつの流れをくむものとして捉えることができています。

今どきの新卒は、という風潮

仕事柄、工場長、施設長や総務部などの人事担当者の方との打ち合わせが大半の時間を占めています。
これらの役職の方たちはほとんどが50代の方で、新卒の方と接する時はかなり戸惑うそうです。

今も昔も言われていることは同じ

私が新卒の時、「とんでもないやつだな」「理解に苦しむ言動が多い」的なことをほぼ毎日言われていました。
※もちろん私の素行も良くなかったと思っています(笑)
これは、前述した人事担当者の方も毎年感じているようです。

14卒と24卒の違い

でも、当時の私の入社したときの社会情勢と現在では大きく違っています。
おそらく毎年、人事担当者の方は「今年も癖強いのが入ってきたな・・・」と頭を悩ませていることでしょう。
しかし、14卒だった私と、24卒のみなさんとでも、スタートの知識やスキルは差がついていると感じています。

インターネットやSNS、システム利用へのハードルが低い

圧倒的に今の新卒の方が、当時の新卒よりもPC、インターネット関連は強いです。
インターネットそのものはずっと存在していますが、そこから自分で情報をつかんだり、発信したりするスキルや知識、興味に関しては、実際に見て、触って、そこに参加してきた24卒のみなさんの方が優位だと感じています。
やっぱりネイティブ的な立場で利用してきた人は違いますね。
14卒からすると、mixi全盛を経てようやくFacebookが浸透してきたぐらいのときに社会に出たため、電話番号を聞くのを優先しますが、インスタアカウントやLINE、Facebookを連絡先として使用するのは少々ハードルがあります。
一方で、これだけ浸透していて、アカウントを持っていない方が珍しいぐらいですので、SNSをメインの連絡手段として利用するのは至極当然なのかもしれません。
※社内外との業務のやり取りはやはりお勧めできませんが。

コミュニケーションが円滑

特にコロナ禍で大学生活を送ってきた24卒のみなさんは、コミュニケーションの取り方が上手です。
私自身、電話、メール、LINEなどを駆使して連絡を取っていますが、直接対面でのコミュニケーションを必ずしも必要としない場合もあります。
例えばweb会議の場面でも、カメラをオンにする、発言者以外のマイクをミュートにするなど、新時代のマナーとも言えるようなことが自然と身についています。
そうした、非対面でのコミュニケーションに関しては、24卒の彼らはかなり優秀だと思っています。

10年経って思うこと

この10年で、自身の結婚、子の出産、家族の死など、自分自身の生活も変わりましたが、天災等によって社会の在り方、形もかなり変わりました。
当時受けた指導もやはり今に活きていますが、現代の指導とは異なっています。
周りの若い世代が台頭してくる中で、自分が今後後輩たちになにを残せるのか、後輩たち、先輩たちが力を発揮しやすい環境をどう作っていくのか、改めて難しいなと感じています。

まとめ

常に「最近の若い奴は・・・」という話はあがってきます。
一方で、若い奴から見れば先輩たちも「あの人たちなんでこんなこといつまでもやってんの」と思うこともあります。
中堅になった私(14卒らへんの仲間たち)にできることは、普遍的に使用できるスキルとマナーを身につけ、後輩たちに伝え、先輩たちを諭すことかなと感じています。
14卒らへんのみんな、10周年おめでとう。これからも頑張ろう。

本日もお付き合いいただきありがとうございました。


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