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≪空間≫はたくさんのキッカケが生まれる

今年1年、3.5万円で個人のお家を
インテリアコーディネートするキャンペーンをしています。

このキャンペーンによって、
インテリアを少しでも身近に感じて欲しい

インテリアコーディネーターという職業の
認知度を少しでもあげたい

その思いで見切り発車しました。

先日納品が終わったので、レポを書きたいと思います。


1.そもそものキッカケ


去年インテリアに関するアンケートを
私の友人含め約50名ほどに(もっと母数増やすべきでした)実施しました。



インテリアは身近に感じられてるのか?


今のお部屋がお気に入りの場所になったら、
生活や気持ちはどう変化するのか?


インテリアコーディネーターに依頼をする
という考えは今まであったかどうか

など、簡単な質問を10問ほど。


ほとんどの人がこう答えました、、

お家がお気に入りの場所になったら
毎日家に帰るのが楽しくなったり、
人を招いてホームパーティもできる。
けれどインテリアを揃えるのに時間もお金もかかるから、
100均DIYやニトリでとりあえず適当に揃える


とのこと。


お家をお気に入りの場所にするのに
時間とお金が一番のネック。

けれど、インテリアコーディネーターに
お金を払ってやってもらうほどのことでもない


それが皆さんの声でした。


この結果をもとに、

インテリアはお金をかけなくても、空間はお気に入りの場所にできる
空間が変われば、気持ち的にも変われるキッカケになる

そのことを広めたくて、
3.5キャンペーンをやることにしました。




2.新婚夫婦のお家




キャンペーン中、1年に1組でも出来たらと思っていたところ

インスタ告知をみて連絡してくれたAさん(仮名)

早速お家に現地調査しに!


Aさんは、北欧の明るいポップな雰囲気が大好き
今のお部屋だとどこか暗い気持ちになってしまう。

しかしAさんの旦那さんは、
ビビットなカラーはあまり...
インテリアもシンプルなもの
がいいとのこと。


一見、両極端な意見に聞こえますが
どんなお部屋にしたいか、イメージ画像を探してもらいながら

それに沿ってプランニングを開始。


今回用意する家具は以下のとおり

・全部屋カーテン(リビング・寝室)
・ソファー
・ラグ
・ダイニングテーブル
・ダイニングチェア
・照明器具
・テレビボード
・寝室のリネン類
(枕カバー、掛け布団カバー、敷布団カバー)

予算は15万円!


金額だけ見ると高く感じますが、
1つの家具にかけられる予算を考えると

ネイル一回分
美容院でカットカラーする額でも
ダイニングチェア2脚かえるものも...


では実際どのような提案をしたのか
資料をお見せします。


3.実際のプランニング資料



真ん中下の赤いチェストと
白いシェルフは既存のもので、

赤いチェストはAさんお気に入りの家具で
これは絶対に使用したいとのこと

パキッとしていて、お部屋にあると
元気がもらえますよね♪


そして白いシェルフは、家に伺った際タテ使いをしていたので
横にして使用することを提案。

家具に高低差がありすぎると
お部屋がどこかバラつきを感じてしまう
のと

重みのある家具で視点を下げることにより
お部屋を広く見せる目の錯覚を利用しました。


一旦ここでクライアントに提案。



そこで気になるところは
とことん意見を言ってもらい、

それを元に修正します。




赤枠部分が修正した物です。

意見を元に、予算と照らし合わせながら
家具を調整
していきます。

ラインで納得いってもらうまで
やり取りをし、

ついに完成の日が...!!



4.before→after


beforeはコチラ




ビビットカラーを抑えた北欧インテリア
プランしたafterがコチラ




赤いキャビネットが1つ浮いてしまわないよう
クッションカバーにさりげない赤ラインをプラス

白のキャビネット上は好きにディスプレイしてもらい
私がそこに赤いお花を一輪飾ってみました



お部屋全体も一気に明るく
どこかお部屋も広く見えます。

旦那さんと一緒になんども
やり取りをしてくれたAさん!

本当にお疲れ様でした⭐️





5.『インテリア』をどう感じたのか?



ここでキャンペーンに参加してくれた
Aさんにアンケートをお願いしました。

以下コピペです。

1.コーディネーターが入ることによって、
良かった点(家具選定の時短になったなど...)

家具選定の時間短縮が本当に助かりました。家具の組合せを考えたり、サイズを考慮したりするのも難しかったので、プロにお任せすることで安心して物入れできました。あり物も使ってもらいながらコーディネートしてもらえたのも良かったです。


2.コーディネート後、気持ち(気分)に変化はありましたか?

統一感が生まれ部屋が明るくなり、居心地が良くなりました。コーディネート前よりも住みやすくなった気がします。


3.お部屋が変わることによって、何か変化はありましたか?

人を招けるようになりました。また、いつ来てもらっても恥ずかしくない状態を保てるように努力するようになりました。


4.インテリアコーディネーターに依頼をすることに
何かハードルがあったら教えてください

依頼の費用が高いのではということと、こちらの費用感に対して引き受けてもらえるかなど、金額面が不安でした。


5.こういうことやって欲しい!もっとこうして欲しかった!など要望があったら教えて下さい。

インテリアの知識がなく要望を具体的にすることが難しかったのと、純粋に違うコーディネート案だとどうなるのかなという好奇心もあり、コーディネート案を数パターンから選べる形式だと自分たちの好きなイメージを具体化できたかなと思います。稼働がやばいと思いますが…


6.キャンペーンに参加しての感想

自分たちで家具を選ぶ楽しさもあると思いますが、いざやってみたら上手くいかなかったり、どんなものがいいのかわからなかったりするので、結果、依頼してよかったです!人が遊びに来る時も自信をもってご招待できますし、自分たちも快適に過ごせるようになりました。
新しいお家へ引越す際は、ぜひまたお願いしたいと思ってしまいます☺︎
色々ふわふわした要望をお伝えしたにもかかわらず、素敵にカタチにしていただきありがとうございました!



6.例えば人を招くことによって変わること

『人を招く』には、常にお部屋が綺麗で人を招いても
「素敵でしょ?」と感じられるお部屋でないと
中々気乗りはしないはず...

この『人を招きたくなる』
これも1つのキッカケだと思います。


招いた事で、会話から何か新しい発見があるかもしれない

何か出会いがあるかもしれない

旅行に行こう!と、計画を立て始め
その場所でも新しい出会いがあるかもしれない



その新しいものに出会うためのキッカケ
この『人を招く』から派生してるんです



『人を招く』ことは
お部屋をお気に入りの場所にしてから始まる事ですよね?


インテリアコーディネートは
ちょっとしたキッカケにしか過ぎないんです。



でもこのちょっとしたキッカケを作るのに
空間ってとても大切な場所だと私は思います。




人を招く事だけじゃない

本が好きな人は、本をゆっくり読めるための
空間を作る事

料理が好きな人は
楽しく料理ができるような空間を作る事

得意な事・好きな事を存分に楽しめるような
空間を作る事も1つの方法です



『空間が変われば人は変われる』


1歩踏み出すようなキッカケにしか
すぎないけれど



その1歩が大きく言うと
人生を左右するものになる可能性があります



なので私は
≪空間≫はたくさんのキッカケが生まれる




そう思い、それを広げるために
下半期も行動していきたいと思います!

長文失礼しましたっ!🏃‍♀️

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