格闘技 闇 かわいがり

格闘技は好きだし、今もキックボクシングを習っているが、昔から好きになれない慣習がある。
格闘技では強い人が絶対なところがあり、強い人が弱い人を練習という建前でボコボコにするいわゆる”かわいがり”という慣習が存在している。

もしかすると強い人はいじめている意識もなくただ普通に練習に取り組んでいるだけなのかもしれないが、格闘技を本格的にやっている人とまだ始めて間もない人の間には天と地ほども力の差がある。

たぶん、その強い人もそういう試練を乗り越えて強くなってきたからなのかもしれないが、やられる側はたまったものではない。
特に自分のように40代でストレス発散くらいの軽い気持ちでやっている人間にとっては、強い人のちょっとした圧力がとてつもないダメージになる。
ちょうど先日も軽くマスをやろうといわれてやってみたところ、ほとんど手も足も出ないくらいに殴られた。
もちろん全力で殴られたわけではないが、次の日は首と頭が痛く仕事にあまり集中できなかった。

自分が上級者クラスに参加していてボコボコにされたのであれば納得もできるが、フリーの時間に一人で練習していたところでボコボコにされたのには少し納得がいかなかった。

正直、トレーナーとのマスであばらを折られたこともある。

どこまでが練習でどこからが暴力なのだろうか。

実戦練習が大事なこともわかるが、あまりに実力差がある練習は強いほうが相当気を使わないと暴力になってしまうと思う。

一緒に練習しようといわれて断るのもなんか空気が悪くなるし、
軽くやるといわれても熱くなってきたら殴られるし。。。。

結構八方ふさがりである。
最近は、早めにやられたふりをしているがそれでも止めない輩にはうんざりしている。

おじさんが安全に格闘技を習う方法ないのかな。


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