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自分の人生に希望を持つこと(休職日記)

前向きに元気に明るい休職!
と思っている
休職三ヶ月目の女です。

希望を持つことが大事って
最近重ねて思うことがありました。
今日はそのことをシェアします。


◾️「君はまだ負けていない」

先週のことだったかな。
夫とLINEをしたときのこと。

休職をしたことで
人生を少し悲観していました。

そのときに
「君はまだ、負けてないよ」
という返事が返ってきました。

その一言でなんとなく
希望が持てたんです。


人生に休みをとることは
誰にでもあることで
珍しいことではない
んだと。

確かに私も高校時代の
仲良し五人で集まると、
自分を含めて三人が
長期休職経験ありです。

そういう時代なんだと思います。


私も現在このnoteでは
休職している人に
希望を持って欲しい。

そう思って書いています。

特に今日それを感じたのは
こちらの小説を読み終わったから。


◾️東野圭吾「クスノキの番人」に見る「希望」



東野圭吾さんの小説です。

帯に「明日に希望を持てるように」と書いてありますね。


正月に買った本で
ゆっくり読んでました。

正直に申し上げると
前半部分は退屈に感じて
それで読み進まなかったのです。笑


「この物語でどうやって
最後に希望が持てるのだろう」
などと思いながら読んでいたほど
この主人公に希望は
見当たりませんでした。


主人公は「不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された怜斗」(あらすじまま)

もう少し付け加えると、
彼は水商売をしていた母親が
不倫の末に産んで貧しく育った。

恥の権現だと自分なんて
生まれてこなくてよかったと、
人生に希望も持たず、
投げやりに思っている様子
でした。


別にすごいネガティブな主人公、
とかそういうわけじゃないんです。

単純に「いやー俺なんてさ。あはは」
そんな感じの若い男の子でした。


あぁ、これ以上はネタバレに
なってしまうので言えないけど。笑


この小説を読み終わって
思ったことなのですが

自分の人生の中で
どこに着目して生きるか。

それだけで人生の感じ方は
大きく変わる
と改めて感じました。



◾️自分が見逃している「幸せ」に気づくこと


例えば私も昨日、友人に自分の休職経緯を話していました。

その中で社内の先輩たちにたくさん助けてもらったことも話しました。

友人は「それはすごい。よほどあなたに人徳があったからだね」と驚きました。


私はその言葉でハッとしました。

確かに休職に至る経緯は
私にとって悔しく、悲しいこと。

でも支えてくれた人たちがいる。
そこにフォーカスすれば
本当に幸せ者だったと気づけました。

確かに休職したことで
本来得られるお金やキャリアを
失っているかもしれません。

でもそこにフォーカスすれば
ずっと悲しいまま。


それよりも、
今あるものに目を向けた方が
幸せなんだと思います。


無くすものに執着しない方がいい、
という点では、次に紹介する
森山中の大島さんの言葉も
思い出されました。


◾️森山中の大島さんの名言

「お金に執着するとそういう人生になるんだよな」

森山中 大島美幸


これは森山中の大島さんが、
夫の鈴木おさむさんが
放送作家業を引退するときに
彼に言った言葉だそうです。


 なぜなら今よりも収入がかなり減ります。来年からやる新たな仕事が成功するかどうかもわからない。 生活のレベルも大きく変わってきます。

 僕はポジティブな方ですが、辞めると決めた当初は、自分の中で「なくなるもの」を考えてしまった。

 ですが、妻のこの言葉で、考え方が変わりました。 お金や生活レベルのことなどを最初に考えていると、未来が考えにくくなるのです。 妻の言葉で、自分の不安からくるその考え方が小さくなっていきました。(鈴木おさむ)

出典:以下URL


私が前述した話と通じるもので、
お金やキャリアに執着すると
失ったものを数える生活

になってしまうと思います。


なんかそれは寂しい人生ですよね。
今日もあるし、明日もある。

きっと自分の人生には、
自分が気づいつない希望や未来、
たくさんあります。



◾️おわりに:お金やキャリアに依存しない価値観を


最後に皆さんに質問です。

自分の人生に
何が「たくさん」あれば
いいと思いますか?


愛? お金? 仕事?
評判? 需要?


私はいま、welfare( ウェルフェア)
があればいいなと思っています。

これは、心身および経済的な幸福・安泰という意味です。


似ているけど
wealth(ウェルス)になると
「膨大な富、経済的な富」
という意味になります。


私はwalfareを大事にして
生きていきたいです。


これを読んでいる
あなたの価値観はわかりません。

でももし私と同じく
休職しているのなら。

働いていなくても
最低限のお金は支給されている。

「頑張って」と応援してくれる人、
必ずいます。


失ってもまだ持っているもの、
ありますよね。


太陽の光を浴びれる、
スマホやパソコンが使える、
寝る場所や食べ物がある。


そうしたちょっとしたことを
大事にして欲しいです。

失ったものを数えるより
絶対幸せになれます。


これを読んでいるすべての人が
明るい未来に向かって
歩いていけますように。




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