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常に流れている水は腐らない。

そして、
水を受け止めているところは常に磨かれている。

こんにちは。
国産米粉のパン工房 ジョインズハウスの安田です。

今日の日めくりの格言であります。

当たり前の事ではありますが、
それでいい。と思ったらそこまで。

つい1か月ほど前に商品化を決めた米粉パン。

塩バターパン


スライスチーズとピーマン、ケチャップ
粒胡椒を載せた簡単ピザ。

それまで国産小麦のパン工房と言う
屋号までつけていたのに、気づけば全商品米粉仕様
になっていた。

米粉パンが一般的にならない理由は何点かあって、
小麦粉で作るパンより美味しくない。
見栄えも地味。
そして、そもそも原価が高い。

外国産小麦よりずっと高い国産小麦よりも
国産の米粉は2倍以上はする。

健康面では米粉の方がいいとわかっていても
材料費今まで以上にかかる割に
出来上がりがパッとせず、
しかもそれほど美味しくないよね?
作る必要がある?
という見方をしていたわたし。

でもね。
きっかけは忘れたけど、
(ひとから頼まれても自分が納得しないと動かない質)
米粉でパンを作ってみよう。と思い始めたら
あっという間にその考えは変わりました。

米粉パンがおいしくない。なんて言わせない。
という、こめこちゃんの内なる声も聞こえてきました。
それから毎日、毎日、レシピを少しづつ変え作り続け、
冷凍保存しておいた米粉パンを室温で解凍し、
そのまま食べてもおいしい、
米粉の塩バターパンを完成させるに至ったのです。

今日、店に取りに来てくれた常連のお客様は、
米粉パンがますます美味しくなってます!
とメッセージをくださった。

これまでも美味しいのだけど、
それに満足しない。

あれもこれもは頑張らなくしている今、
なになら惜しまずに努力できるかって、
削ぎ落して残した商品たクオリティをあげること。

それを仕事にしていられるなんて
なんという幸せなことか。

20年、形態は変えれどとどまることなく
続けてきてよかった。

多分、ロングセラーの商品も、
何十年の間の嗜好の変化に合わせて
マイナーチェンジをしてきているからこそだと
思うのだ。

☆彡 1年ぶりにHP 更新致しました。




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